『原神』は本当に『ゼルダの伝説 BotW』のパクリゲーなのか? 「TGS 2019」で試遊してみたら……

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『原神』公式サイトより

 9月12日より開催されている「東京ゲームショウ2019(以下、TGS 2019)」。会場では『新サクラ大戦』『FINAL FANTASY VII REMAKE』『龍が如く7 光と闇の行方』といったビッグタイトルが大きな存在感を放っていたが、ある“問題作”も衆目を集めていた。2020年にPS4用ソフトとして発売される予定の『原神』(英題:『Genshin Impact』)だ。

 オープンワールド型PRGの『原神』はかねてより、任天堂の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下、ゼルダの伝説 BotW)』の類似性が指摘されており、ネット上などで「ゼルダのパクリゲー」呼ばわりされていた問題作だ。本作を開発したのは、中国・上海のゲーム開発会社・miHoYoであることから、日本では「中国版ゼルダ」などとも言われている。

 日本では怒りの声、というよりは「こんなのが発売されて大丈夫なのか」といった疑問や興味の声のほうが多いように感じるが、中国ではそうではないよう。先月に中国で開催されたゲームショウ「ChinaJoy 2019」では、『原神』を展示していたソニーブース前でPS4が破壊され、ブースに向けて中指を立てる過激ゲーマーが出現するといった騒ぎが発生し、話題を集めた。

 そんな中、「TGS2019」のmiHoYoブースで日本では初となる『原神』のプレイアブル出展が決定。PS4版ではなく、スマートフォン版ではあるが、試遊しようとブースの列に並ぶ列が終日続いていた(筆者は1日目のビジネスデイに参加。50分ほど並んで試遊ができた)。試遊器となるスマートフォンは5台用意されており、1人あたり約12分のプレイ時間が与えられた。

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 実際に触ってみると、ネットで指摘されていた『ゼルダの伝説 BotW』に似ている要素はいくつか見受けられた。まず、『ゼルダの伝説 BotW』の序盤で見ることができる、丘から見る風景……っぽい風景からゲームがスタート。草原ではキノコといった素材の採集もできた。試遊では試せなかったが、採った素材を使って料理ができることもすでに確認されている。『ゼルダの伝説 BotW』と同様に、スタミナが続く限り崖を登ることも可能だ。

 出現してくる敵もボコブリンっぽい雰囲気だったが、バトルシステムについては『ゼルダの伝説 BotW』とはやや別物と感じた。『ゼルダの伝説 BotW』では剣や弓矢といった武器を切り替えて敵を倒していくが、『原神』については「剣」「太刀」「弓矢」「魔法」といった攻撃属性を持つキャラクターを交代しながら敵を倒していく。浮遊の敵に対しては弓矢が効くといった、敵の弱点を突く戦い方もできた。

 といっても、『ゼルダの伝説 BotW』と似ている要素もあるため「ゼルダのパクリゲー」という言葉を完全に否定することは難しい。ただ、中国産のゲームだから低レベルかと言ったらそうではない。キャラクターはちゃんと可愛いし、フィールド上の動きもなめらか。ちゃんとしたクオリティのゲームを作れるのに、なぜ『ゼルダの伝説 BtoW』っぽくしてしまったのか……と思ってしまうほどだ。

 一般公開日は先着順で配布される試遊の整理券が必要ではあるが、気になる人はぜひプレイし、自らの目でパクリか否か判断してほしい。

(取材・文/TGS取材班)

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