舞台やミュージカルなどで絶大な人気を誇る役者陣と、2.5次元の舞台で多数の脚本・演出を手掛けてきた少年社中の毛利亘宏氏が脚本・監督を務める期待のミステリドラマ『REAL⇔FAKE』。第2話がオンエアされた。
まだキャラクターの名前が把握しきれていないので手探りで見ているのだが、今回思ったのは瀬名と牧野の関係性だ。
公式サイトのチャートを見ると二人は同じ事務所ということで、前から仲が良いようだが、勝手に牧野のシャンプー使う距離感と、ベッドが隣同士で、しかもくっついてるから実質一緒に寝てる部屋のレイアウト……!!
あの…これ付き合ってます? BLの設定入ってます!? そういうの見せておけば女子どもは喜ぶと思ってんだろう!?
はい、ありがとうございます!!
いや、あんまりにもあからさまなのは引くが、これは妄想しがいのある描写。個人的にまだそんなに2.5次元俳優を知らず、先に放映されていた『サクセス荘』に出演している二人だからこそ、「おや!?」と思ってつい反応してしまった。
2.5次元俳優さんのファンの方たちは、BL要素はありなのだろうか。このドラマに限らず2.5次元系は女性がそんなに出てこないので、その要素ありきも多いのかもしれない。とにかく冒頭のこのシーンが2話のハイライトであった。
本編では守屋がメンバーの取材を進める中で、朱音のことを聞き出そうと手を変え品を変え試すがメンバーの反応は芳しくなく、むしろ煙たがられるばかり。視聴者側からみても、あれは嫌がられるだろうという聞き方をする。破綻は早そうだと思ったら、あっという間に守屋の思惑がばれてしまう。
監視カメラに気付かれ、問い詰められる。2話にして監視カメラ映像終了。守屋は彼らが何を隠しているのか、分からなくなってしまった。
それぞれが取材を受けたりしていく中で、個人的に気になるキャラが小澤簾演じる沢瀬凛だ。カメラの前とそうでないときのギャップや、親の借金を代わりに払っているなど、色々抱えているものがあるように見える。
あと英語が話せる梅原もいいキャラだ。ちょっと抜けてる感じとかも。先週彼が手に入れていたスマホは結局何だったのだろう……。
『REAL⇔FAKE』のキャラ達はみんな思わせぶりに何か秘密や嘘をもっている描写がされるのでどいつもこいつも怪しい。安直な結末(朱音がそもそも仕組んだとか)にならずに進んでほしい。
最後の朱音と守屋の高校生制服シーンはちょっと無理があったりもするがサービスシーンも多く取り込みつつ、ミステリとしての側面と、美しい男性たちの共同生活を覗き見たりと見どころが多いこのドラマ。どんな展開が待っているのか。
(文=三澤凛)
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