島耕作はいつまで出世をし続けるんだ……30年以上続く漫画シリーズ3選

●『ゴルゴ13』

 まずはさいとう・たかをの超有名漫画『ゴルゴ13』(小学館)。超A級スナイパー・デューク東郷(ゴルゴ13)を描いた作品で、知らない人はほとんどいないだろう。そんな同作は1968年11月に連載を開始させたのだが、実は今でも「ビッグコミック」(小学館)で連載中。昨年は連載50周年を記念して、「ビッグコミック」から記念号がリリースされた。

 50年以上続いているだけでもすごいのだが、さらにすごいのは連載開始から現在まで一度も休載をしていないこと。この理由についてさいとう・たかをは、「MANTANWEB」のインタビューに「お百姓さんが稲を作っているのと同じ。稲を作るのを飽きたとは言えない。最初から職業と考えているんです」と答えていた。ちなみに『ゴルゴ13』の“ラスト”はすでに決まっているという。

●『おとぼけ課長』

 お次は植田まさしの4コマ漫画『おとぼけ課長』(芳文社)。同作は「まんがタイム」(芳文社)が創刊された1981年から、約36年間に渡り連載を続けている。しかし2017年に最終回を迎え、長年の歴史に幕。まさかの最終回に、漫画ファンからは「なんとなく永遠に続くものだと思ってた」「まさか『おとぼけ課長』が終わる日がくるなんて」「毎号追っていたわけじゃないけど、終わるとなると寂しい」と惜しむ声が寄せられていた。

 そんな中で同作は、連載終了とほぼ同時に『おとぼけ部長代理』となって復活。『おとぼけ課長』の7年後を描いた作品で、ネット上では「終わったんじゃないのか!(笑)」「まさか出世して戻ってくるとは」「一瞬しんみりしちゃったじゃないか」との声が続出。『おとぼけ部長代理』は今も連載を続けているが、どこまで記録を伸ばしていくのだろうか。

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