『キャロル&チューズデイ』政治的圧力による活動妨害…アンジェラは再びステージに立つことができるのか? 第20話

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TVアニメ『キャロル&チューズデイ』公式サイトより

 全世界の音楽を愛する人に捧げる、2人の少女が起こした奇跡の物語『キャロル&チューズデイ』。#20「Immigrant Song」がオンエアされた。

 ウェザー・プラント・テロを境に、反地球移民を訴えるヴァレリー大統領候補の人気はさらに高まりを見せる。そんな中、キャロル&チューズデイとアンジェラはマーズ・グラミーの新人賞にノミネートされるが、シュバルツの依頼を断ったタオは突如、連邦検察局に身柄を拘束されてしまう。一方、キャロルはサイドニアフェスで出会ったラッパー・エゼキエルが、実は施設で一緒だった幼馴染のアメルではないかと思いコンタクトを試みる。

 まもなくどの番組も最終回へ向けての大イベントへの予兆が現れ始めるが、この物語のクライマックスは、マーズ・グラミー賞の舞台になりそうだ。キャロル&チューズデイ、そしてアンジェラが新人賞にノミネートされ、パフォーマンスのオファーも来るという、少し前では考えられない状況を手に入れたふたり。アンジェラが有力候補だということなど言われずともわかっているが、それでもシングル1枚しか出していないのに評価されたことはすごいこことだ。

 グラミー賞に向けてアルバム作りを本格化させ、新曲を生み出すことに注力するふたり。しかしその裏で、彼女たちの身の回りでは様々なことが起きていた。

 サイドニアフェスで見かけたラッパーのエゼキエル。彼はキャロルが幼少期に入っていた施設の仲間で、元々はアメルという名前だった。最初は確証が持てず、どういったアクションを取ればいいかもわからなかった。しかしキャロルが「二人にしかわからない秘密の言葉とかは?」というチューズデイの助言により、それをコメントとして入れることで会う事が叶った。

 キャロルが施設を出て火星に移住したあと、地球で壮絶な暮らしをしていたというアメル。その中でラップに出会い、エゼキエルとして生まれ変わったというのだ。離れていても親友だと思っていたキャロルは懐かしい過去も、彼にとってはつらい思い出なのだと知り言葉を失い、その日はそれで別れたのだが……。

 後日、彼に会ったのはTVの中だたった。1回目は新曲のMV。世の中への不満を声高にラップにこめたその過激な曲は聴衆の心を鷲掴みにし、あっという間にバズっていった。しかし、その内容のためか彼の過去が洗い出され、不法滞在の罪で逮捕されてしまう。

 個人で作成したAI技術を政治活動に使用したいという申し出を断ったタオも、不当とも思える容疑で緊急逮捕されてしまった。アンジェラの全面的なプロデューサーとして活動していただけに、突然はしごをはずされてしまった。

 タオはアンジェラを丸々とコピーしたレプリケーションAIを作成していたが、作られた自分から新曲を教わることに疑問を覚える。そんなアンジェラに母のダリアは成功を強要するが、それは彼女のためではなく、自身の夢をかなえるためでしかなかった。反発するアンジェラは「自分が何者かも知らないで。お前の気持ちなんてどうでもいいんだよ」とまくしたてるが、そこで体調を崩し倒れてしまう。

 母の本心を知ってしまい、頼りのプロデューサーもいない。孤独に苛まれる彼女は歌をうたうことができるのか?

 いまは自分たちには何もおこっていないキャロル&チューズデイのふたりにも何かしらの火の粉が飛んでくる予感がする。

 クライマックスに向けて、目が離せない。
(文=三澤凛)

『キャロル&チューズデイ』政治的圧力による活動妨害…アンジェラは再びステージに立つことができるのか? 第20話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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