NHKドラマ『だから私は推しました』結局ファンはアイドルの金づるでしかないのか?推しの存在意義を問う第6話

NHKドラマ『だから私は推しました』結局ファンはアイドルの金づるでしかないのか?推しの存在意義を問う第6話の画像1『だから私は推しました』公式HPより

 地下アイドルと出会い、オタク沼にハマったOLを待ち受ける意外な運命とは―。自ら愛したものに突き進むヒロインの転落と成長を、“地下”のディープな世界の中で描くドラマ『だから私は推しました』。第6話がオンエアされた。

 不仲を乗り越えウェブCMへの出演を果たし、絶好調のサニサイとオタクたち。しかしある時からハナにまつわる黒い噂が出回るようになる。信じないと自分に言い聞かす愛だが、それ以来ハナの態度に裏があるように思えて、悶々とした気持ちになる。そんなある日、ライブ会場にハナの過去を知る人物が訪れた―。

 このドラマの面白さが怖い。毎週適度なスリルとテンポの良さと、推しを持つ身あるあるがちりばめられていたりとグッとくるポイントが多い。

 徐々に愛が取り調べを受けている理由に迫ってきているが、今回は過去の話もぐっと踏み込んだ。

 サニサイへの課金のためにチャットレディのバイトを始めた愛。しかし、そのことを親友に知られてしまい問い詰められる。オタクに理解のない人からみると愛の行動は、アイドルから金づるだと思われているようにしか映らないと強くたしなめられる。

 そして愛の推しであるハナに出回る噂についても、信ぴょう性があるのでは? ということを言い残していく。その噂というのが、ハナが同級生にひどいいじめをしていた、というようなもの。

 ハナのオドオドとしたキャラクターなどから見ても、いじめられることはあってもいじめることなどはなさそうだが……?

 今まではネットで出回る噂話など気にしてこなかった愛だが、ライブ後に噂に書かれていた「ハナにいじめられていた生徒」の母親と名乗る女が乗り込んできた。ハナに向かって罵詈雑言をはいて出ていったが、場は騒然となる。

 その場面を目撃していた愛は、ハナの母親に対するとあるしぐさが引っ掛かった。そのしぐさは何度か見たことがあったもので、思い返すとそのしぐさをするときの話題については違和感があったものだった。

 ハナのしぐさ。それは瞬きが多くなるという些細なもの。しかしハナがそのしぐさをするときは、「嘘」をつくときだった。

 過去、ハナがステージで倒れたとき、病院だと嘘をついて動画を配信した。しかしそれは病室ではなくハナの自宅であることに気づいた愛。愛はこの動画を見てハナに現金を渡していた。それは、愛からお金を引き出すための、ファンから同情を得るためのウソだったのだ。

 「いじめをしていたのか?」という愛からの質問にもハナは同じしぐさをした。彼女は瓜田のことについて聞いたときにも嘘をついた。その嘘を信じて愛はチャットレディまでして貢いでいたのだ。

 涙ながらに「もう嘘はつかないから信じてほしい」と手を差し出したハナだが、その手は取られることはなかった。

 推し事から解放された愛。サニサイグッズを全て断捨離し、元の生活に戻った中でサニサイのメンバーのりたまと街中でばったりと出会う。

 あの後、ハナは母親が怒鳴り込んだ動画がSNSで拡散され炎上。ステージに立てない日々を送っており、運営もハナを切る方向で動いているという。

 それを聞いた愛は、いったいどう思ったのか。この後から事件までには一体何があったのか。ハナと愛の間にできてしまった溝はうまったのだろうか。

 来週はいよいよ事件当日のことが描かれるという。残り2回。いったいどんな真実が隠されているのか、楽しみでならない。
(文=三澤凛)

NHKドラマ『だから私は推しました』結局ファンはアイドルの金づるでしかないのか?推しの存在意義を問う第6話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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