世界は変わろうとしている。それを変える原動力となっているのは、高邁な理想か。あるいは自由や富を求める民衆の声か。
いやいや、そうではない。世界を変えるのは、エロだった。テロよりもエロが確実に世界をかえようとしているのだ。
ウェブサイトのトラフィック情報分析ツール「SimilarWeb」の情報をベースにVisual Capitalistが制作した、世界でアクセス数の多いウェブサイトトップ100のマップが話題となっている。
https://finders.me/articles.php?id=1230
このデータによれば、世界でもっともアクセス数の多いウェブサイトはGoogle.com (月間アクセス数604.9億)。世界ほとんどの地域で使われているだけに、これは当然。だが、Googleの利用できない中国のBaidu.com (月間アクセス数97.7億)がアクセス数世界第4位に食い込んでいるあたり、中華圏の存在感を知らしめてくれる。
Youtube.com (月間アクセス数243.1億)やWikipedia.org (月間アクセス数46.9億)など、誰もが親しんでいるサイトが目立ち、順当と思われるランキングだが気になるのは、世界のトップ10にエロサイトが二つランクインしていることだろう。
pornhub.com (月間アクセス数33.6億)とxvideos.com (月間アクセス数31.9億)がそれだ。とりわけ近年驚異的な伸び率を見せているのがpornhub.comだ。
このサイトは、世界の現在進行形で存在するエロ動画のプラットフォームとなっている。
なにしろ、たいていのフェチ用語で検索すれば動画が出てくる。ポルノに厳しいはずの中華圏でも、密かに制作されていると思しきエロ動画が次々と出てくる。
とにかくエロならなんでもあるという期待感がどんどんアクセス数を伸ばす理由となっているのだ。
ただpornhub.comにも問題はある。違法アップロードされた動画も目立つことだ。おそらくは、さらなる拡大と共に違法動画の削除と正規版の配信システムも整っていくのではなかろうか。世界のエロが統一されていくという恐るべき状況が生まれつつある。
(文=大居 候)
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