ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』相変わらずのご都合主義でキャラ設定ぶれぶれ…最後まできれいにまとまれる気が一切しない第9話

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』相変わらずのご都合主義でキャラ設定ぶれぶれ…最後まできれいにまとまれる気が一切しない第9話の画像1『わたし旦那をシェアしてた』公式HPより

 パワフルファイティングミステリードラマ『わたし旦那をシェアしてた』の第9話がオンエアされた。

 茜(岡本玲)は、赤いワンピースを着て出かける。どこかに行こうとしている茜を見かけた晴美(小池栄子)は、声をかける。晴美と茜は、一緒に食事をすることに。
 一方、文江(夏木マリ)は美保(渡辺真起子)から、秀明(赤楚衛二)が恭平(平山浩行)の殺害現場で赤いワンピースを着た女を見たと証言したことを聞かされる。
 晴美と茜が食事をしていると、文江が来る。文江は茜に「指輪はどこ?」と尋ねる。文江は、茜こそが自分の探していた“恭平の殺害依頼をした女”だと確信していた。
 茜が犯人だと思いたくない晴美は、彼女をかばう。文江は、晴美と加奈子(りょう)に対して“茜を許せるかどうか”という課題を出す。
 晴美は、加奈子と話し合う。どうすればいいのか、悩む2人。そこに、蒼白になった茜が来て、慎吾(森優理斗)と慎香(池谷美音)がいなくなったと訴える。
 慎吾と慎香は、文江に連れ去られてしまったのだった。文江は、行先と思われる住所を残していた。茜は、慎吾と慎香が文江に殺されると思い込み、取り乱すが――!

 三人の妻の中にいた恭平殺人犯、赤いワンピースの女の正体は茜だった。なんとなくキャスティングの時点で小池栄子とりょうと並ぶと弱いように感じていた岡本玲。役割的に分かりやすい線であった。

 この日、茜は誕生日。思い出のワンピースを着て思い出のレストランで食事しよと出かけるも、たまたま行き会った晴美が同席することに。このシーンの晴美がものすごくデリカシーがない。思い出の場所で食事だと伝えても「あ、ごめん」の一言。席を立つ素振りもない。嫌味のひとつも言いたくなる茜の気持ちがよく分かるが、これも鈍感力みたいな感じで流されてしまう。

 晴美の性格が、シーンによって都合よく鈍感だったり気が付かないキャラになったりするのは何なのだろうか。人にはいろんな面があるといっても、違和感があるほどに改編されると見るのがつらくなってくる。

 このドラマはご都合主義が過ぎることだけは徹底している。それを念頭に置けば、キャラクターの性格のズレくらいは許容できるということなのか。

 警察でも恭平の事件現場で赤い服を着た女の話が持ちあがり、文江にもそ報が届く。赤い服をきた茜を目撃していたことから、即茜を尋問し始める。結果的に正しかったので良いのだが、茜以外にも赤いワンピースなんて着てる女はたくさんいるだろうから、その情報だけで断定する短絡的な決めつけ方がやや怖い。

 否定し続ける茜に対して、文江は子供たちを人質にとるという手段を取るのだが、これはひどい。小さな子供たちには何も罪はないのに、酸素を奪う仕掛けを施し閉じ込めるっていうのはどういうつもりなのか。

 自分の子供である恭平を殺したかも知れない女だから、ひどい仕打ちに出てしまう気持ちは理解できるが、まだまだ幼稚園児の子供に対してする仕打ちとは思えない。

 しかし、茜は子供を人質に取られたことで過去をポロポロと白状し始める。確かにあの現場にいたのは彼女で、掲示板に書き込んだのも彼女だった。救急車を呼ばなかったことも認めた。しかし、指輪を送る相手については「心が強い女性」というあいまいな言葉を聞いたのみだったのだ。

 とりあえずそこに該当するのは茜ではないことが判明したが、心が強いのは晴美と加奈子どちらなのか。

 第一話で恭平が病室に担ぎ込まれた際に3人の妻たちが泣きながら飛び込んだシーンを思い出してみると、あそこから茜の演技が始まっていたわけだ。かなりの役者である。

 あのとき秀明がいることを見ている茜は、自分もその場にいたことを見られていた可能性も考えただろう。それにおびえることもなく、そして他のふたりよりも色々な情報を知っていた中で(自分振られた番号のことなども知っていたことになる)、これまでの反応をしていたのだ。嘘を平気で吐ける女ということだ。

 息子の心臓病が発覚したことで、内縁の妻たちの心がひとつになったが、恭平の母がそれを認めない。もうそれぞれの自己主張が激しすぎてルール無用の戦いとなってきた。いったいどんな決着になろうとも、取りこぼしが絶対に起こりそうな展開だ。驚くことに、来週は最終回。

 恭平の謎は全て明かされ、すっきりとしたラストを飾ることはできるのか。
(文=三澤凛)

ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』相変わらずのご都合主義でキャラ設定ぶれぶれ…最後まできれいにまとまれる気が一切しない第9話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

人気声優は大変だね・・・
消えない声優業界の枕営業伝説