2.5次元舞台で大人気の俳優による本番一発勝負のテレビ演劇『サクセス荘』。第8話「サンダー君が逃げた」がオンエアされた。
第8回 「サンダー君が逃げた」
都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、“ひと旗あげたい”と成功を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった…
ある日、大家さんのインコ、サンダー君をサー(荒牧慶彦)が鳥かごから逃がしてしまう。チャップ(定本楓馬)が餌を買ってアパートで見つけたのは、空の鳥かご…。大慌ての一同と、サンダー君の行方の真相を隠そうとするサー。果たして結末は?
本当に当たり外れの差の大きい番組だ。今回は個人的には外れ回。なんだよ、鳥って……。しかもその鳥、ユッキーじゃねーか!!!
今回は、サーがインコのサンダー君(ユッキー)と話をしているシーンからスタート。ぶれないサー。鳥に対しても紳士。インコの苦労と苦悩を聞くうちに、外に出してあげたくなってしまう。そしてついには扉を開け放ってサンダー君を外へと解き放ってしまう。
しかし、サンダー君がいなくなったことでサクセス壮は大騒ぎとなってしまう。というのが今回のストーリーなのだが、今回オチが適当でドタバタしただけで終わってしまった。見どころはストーリーでは全くなく、チャップのユッキーに対する塩対応な部分なのかな、というほどに見どころがなかった。
真剣にサンダー君を探しているチャップとしては、インコの着ぐるみを着て場を濁そうとするユッキーの態度が許せなかったのだろう。その怒りはよく分かる。結構言動が冷たくて、これはこれで喜ぶファンもいそうなほどに、ユッキーへのあたりが強いチャップ。
初回から見ていて毎回絶対出演しているゴーちゃん、ユッキー、サー、チャップの四人(サーは出てないときあったような)ユッキーは毎回オチ担当というか年長者だからかまとめ役を担うことが多い。安定感があるからできる役ではあるのだが、今回のサンダー君の責任を取らされる役回りは、少しかわいそうだった。南極料理人設定があってないようなものだし。
ゴーちゃんは一応お笑いやろうとしている感はあるが、あまり面白くない。プロボウラーのヒッピもか。サー以外のキャラクターの設定がフワフワしているのも残念だ。というかサーガキャラ付けしやすいだけなのかもしれないが。
来週は予告からして、今まであんまり出ていなかったキャラクターが勢ぞろいしそうな回だ。個人的推しのムーさんの姿も見えたので、来週は面白い回になってくれるのを祈るばかりだ。
(文=三澤凛)
テレビ演劇『サクセス荘』ドタバタしただけで内容なし!強いて言えばチャップのユッキーに対する塩対応が見所だった第8回のページです。おたぽるは、その他、演劇、ドラマ、2.5次元、荒牧慶彦、サクセス荘、定本楓馬の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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