【中国ニュース】中国のあおり運転「路怒症」はレベルが高すぎた……バスが自動車をあおり、被害者も加害者も殴り合う

 連日ワイドショーを賑わせている茨城県の常磐自動車道で起きた「あおり運転暴行事件」。容疑者の奇妙なキャラクターもあってか、話題は尽きません。

 このところ社会問題となっているあおり運転ですが、これは日本に限った現象ではありません。おおよそ自動車が走っている国ではどこでも起こりうる現象です。

 同じように、あおり運転の問題に悩んでいるのは中国。中国では、あおり運転は「路怒症(ルーヌージョン)」だとして病気の一種だと捉えられています。

 中国版Twitterのweiboや中国版YoutubeのYoukuで「路怒症」を検索すると常磐道での事件など可愛く見える動画が次々と見つかります。

 今週、中国で話題になっているのは北京で起こったバスによるあおり運転です(外部参照)。

【中国ニュース】中国のあおり運転「路怒症」はレベルが高すぎた……バスが自動車をあおり、被害者も加害者も殴り合うの画像1
「Miaopai(秒拍)」より

 映像では、連節バスが並走する乗用車の前を塞いだり蛇行したりしながら、危険な運転を繰り返しているのがわかります。しかも、このバスは公共交通機関。それが18メートルの長尺の車体で、あおり運転をしているのですから乗客はどんな気分だったのでしょう。

 また、このバスは架線から給電を受けて走るトロリーバスです。短時間はバッテリー駆動するとはいえ、通常は架線の下の道路を走るもののはず。それがなぜ、危険なあおり運転をしてしまったのかは、まだ報じられていません。

 そして、あおる側もあおられた側も血の気が多いのが中国の特徴のようです。今回、常磐道自動車道の事件では被害者が一方的に殴られている映像が市民の怒りを買いました。しかし、中国ではこんなものは済みません。

 テンセントビデオにアップロードされている、こちらの動画(外部参照)には、あおり運転に端を発すると思われる多数の暴行事件がまとめられています。

【中国ニュース】中国のあおり運転「路怒症」はレベルが高すぎた……バスが自動車をあおり、被害者も加害者も殴り合うの画像2
テンセントビデオより

 いくつかの画像ではお互いに殴り合っていますので、こうなるとどっちが被害者かわかりません。常磐道自動車道での事件のようなことは、中国では当たり前ということでしょうか。

(文=中国ニュース取材班)

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