サウナ好きによるサウナ好きのためのドラマ『サ道』 第5話がオンエアされた。
第5話「テントサウナでととのう」
ナカタアツロウ(原田泰造)は、ある日を境に全国のサウナに足を運んでいる。珍しい“テントサウナ”がある施設へとやってきたナカタは、浴場の独特な雰囲気に戸惑いつつも、まずは通常のサウナへと入り、水風呂へ向かう。するとそこには何やら変わったものが…
そして満を持してお目当ての“テントサウナ”へ行こうとするが、目の前には強面の男性がビールを飲みながら煙草を吸っていた…果たして無事にととのうことができるのか?
サウナの楽しみ方を教えてくれるこのドラマ、サウナを愛する者たちから「こんな客は困る」というものもさりげなく(?)提示される。
サウナから出た後に汗を流さずに水風呂に入るやつは「かけず小僧」と呼ばれ、混雑しているサウナでも横になるやつは「涅槃仏」、自分がかいた汗をタオルにしみこませ、その汗をサウナストーンの上で絞る「汗ロウリュ」などなど……。
そんな迷惑行為について想像したら、具合が悪くなってしまった蒸し男。彼の体調回復のため、ナカタは素敵なサウナに行った話を始める。
今回の舞台は神奈川の平塚。そこにある太古の湯 グリーンサウナ(http://www.green-sauna.com/)。ここの「テントサウナ」に入るためにナカタはやってきたという。
この番組の施設紹介は、毎回、独特な雰囲気の館内、広いサウナなど、それぞれの魅力をあますことなく伝えてやろうという気概が伝わってくる。また場所が一般の浴場ということから、見せてはいけないところもあるはずだ。それを隠しつつも、魅力はしっかりと伝えてくれるのはさすがだ。
サウナの以外では「ガッシングシャワー」が気になった。まるでバラエティ番組の天井のように水が降ってくる仕組みのシャワーだ。たぶん何度も仕事でかぶったことがあるだろう、ナカタを演じる原田泰造が本気でびっくりしてる感じがよかった。一度は体験してみたい。
そして、大本命のテントサウナ。その名の通り、テントなのでふたりも入れば余裕もなくなるほど小さい。このサウナは自らサウナストーンに水をかけ、自分だけの温度設定が出来るらしい。
ナカタは最初に入った時は同席者がいて、その人がガンガン温度を上昇させたため、それにたえられず離脱。テンポを崩されてしまうのはサウナーとしては面白くないようだ。それぞれに心地よい温度というのは違うので、声掛けなどが大事だといことを改めて知らされる。
この同席していた強面の男は、テントサウナでヴィヒタと呼ばれる白樺の枝を束にして体を叩く道具を使用。初回はその存在にも気づかなかったナカタも、2回目にはそれを楽しみ満喫した。
のちに水風呂で強面男と再会すると、彼は熱くし過ぎたことを謝罪。お互いにサウナ好きが伝わるいい男だったことが判明した。
このグリーンサウナは露天風呂に限り、酒、たばこ、さらに本の持ち込みもOKだという。トラブルの元になりそうな気もするが、サウナを愛する者たちが集うこの場では特に問題は起こらないようだ。とても素敵な界隈だ!!
来週はどのサウナに赴くのか、今から楽しみだ。
(文=三澤凛)
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