辛いものが好きな人は大勢いるもので、あちこちで激辛メニューというものを見かけます。それも通常の激辛では我慢できず、運ばれてきたメニューにさらに唐辛子を山盛りにかけて食べたりする人も、ざらに見かけます。
そんな美味しい激辛メニューを浴びるように食べるのではなく、文字通り浴びてしまうという事件が起こりました。
事件が起こったのは四川省の食品加工工場。主に火鍋の材料を加工しているという工場で起こったこの火事では、火元に7人の従業員が閉じ込められてしまいました。しかし、駆けつけた消防士たちによる懸命の消火活動で無事に火は消え、一人の犠牲もなく救助することができたのです。
ところが、勇敢に消火活動にあたっていた消防士たちの前に立ちはだかった炎は、これまでに味わったことがないものでした。というのも、現場は火鍋の材料工場。燃えさかる炎で工場にあった大量のラー油が熱せられて、空気中に待っていたのです。
中国各地では、無事に救助活動を終えて全身が辛そうな消防士の姿が報じられています。
どんなに激辛が好きな人でも、ラー油混じりの空気を全身に浴びるというのは、ごめんでしょう。
(文=中国ニュース取材班)
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