『ダンベル何キロ持てる？』筋トレ女子がアイドルに挑戦!?　マッスルガールズ（仮）誕生なるか？

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　見るプロテイン！！　JK筋トレコメディ『ダンベル何キロ持てる？』　第7話がオンエアされた。

７．「アイドルになりたい？」
里美の秘密に気づいたジーナ。実はアイドルフェチだったジーナは、秘密を黙っていることを条件に里美に協力を要請。ひびきたちも誘い、アイドルオーディションに参加する。果たしてひびきたちのアイドルユニットは、みごとデビューできるのだろうか

　今週はひびきの家でホームステイすることになったジーナを中心としたエピソード。ジーナはアニメで日本語を覚え、ジャッキーチェンの映画を観て、日本文化を学んだという。そのため、日本に留学してくる外国人が持つだろう偏見を詰め込まれまくったかのような性格をしているようだ。

　この日はジムが休館日なので、ひびきのバイト先である焼き肉屋さんでジーナの歓迎会を行うことに。

　牛肉は動物性たんぱく質の王様といわれているから、ひびきのパワーの源はこれかと疑うジーナだが……？　今週、待雄さんの出番は少ないが、焼き肉屋で得られるお肉知識を披露してくれた。いい体をつくるにはいい食事から。焼肉欲が刺激される筋肉講座だった。

　ひびきは、この焼肉屋のバイトをなんと週5で行っていたそうだ。その理由はジムの会費と買い食い代。ジムの会費は大人でも高額と思う人もいる。高校生にとっては痛い出費だろう。

　しかし、それを聞いた朱美たちは怪訝な顔をする。なんと、ひびきたちの通う学校の理事長は、学生のうちからの筋トレを推奨しているらしく、ジムなどの会費を学校でもってくれる制度があるとのこと。なにそれ!?　うらやま!!

　今後、ひびきもその制度を利用することになり、経済問題は解決。アルバイトもジムも週5だとキツいのは当然だ。

　後半はジーナと立花先生の不思議な関係から始まる。アニメや漫画、日本の誇るオタク文化を愛するジーナは、自分の好きなコスプレイヤーが立花先生だと気づく。

　エロ寄りレイヤーだということが、生徒にバレるとは痛恨の極み。立花先生は彼女のいいなりになる条件で、黙っていてもらうことを約束。それで、１日ジーナに付き合うことになった先生。ともに秋葉原に向かい、その道中でジーナの日本愛を聞かされる。

　そしてその道すがら、アイドルも好きだというジーナが自分もアイドルになりたいと、ジムに通うメンバーでアイドルグループを作ることを先生に提案。それをメンバーみんなに打ち開けたところ、なぜかノリノリ。オーディションに乗り込むことになった。

　突っ込むところばかりの展開だが、それは彼女たちがうけるオーディションの審査員も同じ気持ちだ。アイドルオーディションにやってきたのは、マッスルな男たちを従えた女の子たち。しかも先生に至っては身バレ防止のため、剣道の面をかぶっての参加だ。さらに自己PRでやるパフォーマンスが筋トレ。これはカオス……。

　見た目的にも色々おかしいこのグループ。会場を困惑のるつぼにたたきつけ、無事不合格を手にしたのだった。

　ビジュアルも悪くないため、オーディションなどを通さず、筋肉推しのアイドルとして始めてしまえば上手くいきそうな気もする。この夢は諦めないでもらいたい。

　そして今回のおさらいトレーニングはデッドリフト。いい肩を作るために必要な運動だという。毎回運動の背景が変わるのだけれど、今回はなぜか大江戸線新江古田の駅だった。

　電車を待つ間に出来るよ、的な意図があるのだろうが、ともかくシュール。画面を見ながら運動していると頭が混乱してきそうな気もするが、このカオス感がこのアニメのいいところなのだろう。

　来週はどんな運動を教えてもらえるのか楽しみだ。

（文＝三澤凛）