京アニ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』予告映像が海外からも大反響!「予告だけで泣ける」の声続出

2019.08.14

 9月6日から26日までの3週間限定で上演される、京都アニメーション制作の劇場アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』の予告映像が公開された。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、暁佳奈によるライトノベルが原作の「自動手記人形」と呼ばれる代筆屋の少女・ヴァイオレットを中心に繰り広げられる群像劇。2018年1月のTVアニメ放送に先がけ、アメリカ、ドイツ、シンガポールでワールドツアーと銘打った先行上映イベントを行い、日本のみならず世界中で大きな反響を巻き起こした。

 本作はその外伝作品で、大貴族の跡取り娘であるイザベラ(寿美菜子)と、身寄りのない少女・テイラー(悠木碧)という、時代に翻弄され生き別れた、ある姉妹の物語が描かれる。父親と交わしたある「契約」によって将来を悲観しているイザベラの前に、教育係として雇われたヴァイオレット(石川由依)が現れ、姉妹の未来を結び合わせていく――というストーリーだ。

 7月18日に発生した京アニ放火事件の影響により、一時は公開延期や中止すら危ぶまれていた本作だが、ファンの願い通り、予定通り公開されることに。さらに2週間から3週間に延長しての上映が決まり、映画の公式Twitterにはファンから激励や感謝の声が寄せられていた。

 13日に公開された予告映像では、TVアニメでEDを担当した茅原美里が歌う切ない主題歌をバックに、イザベラとテイラー2人の姉妹とヴァイオレットの姿が美麗な映像とともに映し出されている。この動画は公開からわずか1日で26万再生を突破(14日17時現在)する勢いを見せており、コメント欄には2,000件ものメッセージが寄せられている。

 日本語はもちろん、英語の書き込みも多数見受けられ、「Stay strong kyoani staff!! Our hearts with you We will continue to support you.」(京アニスタッフがんばれ!私たちはあたたたちをサポートし続けます))「wish this to be release in my local cinema, i want to fully support you guys…love Violet Evergarden」(この映画が私の地元の映画館でも上映されることを望みます。みなさんをサポートしたい。ヴァイオレット・エヴァーガーデンを愛しています)といった応援の声が続々と届いており、中には、「普段アニメは映画館であまり見ないのですが、支援のためにも見に行きます」との声も。

 なお、第1週目・第2週目では書き下ろし短編小説冊子、第3週目は短編小説冊子+全巻収納ケースという異なる入場特典が用意されることが発表されているため、「全週通う!」と、“リピーター宣言”をする人も現れているようだ。

 来年1月10日には新作劇場版の公開が予定されている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。京アニ支援の輪は、ますます広がりそうだ。

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