KAT-TUN・上田竜也のコンサート演出がまるで『ヒプマイ』!?  ファン大盛り上がりのワケは……

「ヒプノシスマイク」公式サイトより

※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

 8月9日、横浜アリーナにてジャニーズのアイドルグループ・KAT-TUNの全国ツアー『KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE』が開幕。メンバー・上田竜也のソロコーナーの演出が話題を呼んでいる。

 タイトルにもなっているように、最新アルバム『IGNITE』を引っ提げ、全国7都市19公演、22万5,000人を動員するKAT-TUN。「IGNITE」が意味する「発火する、燃え上がらす」を体現したパフォーマンスで駆けつけたファンを熱狂させた。今回のコンサートで最もファンの度肝を抜いたのが、上田達也のソロコーナーだという。

「上田くんはソロ曲『百花繚乱』を披露しました。ゴリゴリのラップ曲なんですが、途中で上田くんが『俺より上手く歌える奴いるか?』『いたら出てこい。生半可なのは許さねえ』などと、会場のファンにラップバトルを持ちかけたんです。挙手して上田くんやJr.の子に指名されたファンは、ステージに上がり、上田くんと対面する形でラップバトルが始まりました」(10日の夜公演に参加した女性ファン)

 ファンをステージに上げることは、ファンサービスの一環としてよくある演出だ。自分が応援しているアイドルを間近で見られる反面、他のファンからは嫉妬による批判の声がつきものだが、KAT-TUNの場合はどうだったのだろうか。

「多少のザワつきはありましたが、ステージに上がったお姉さんが上田くんを目の前にしても臆することなく完璧なラップを披露して上田くんを圧倒していたので、『近くに行きたい』といったミーハー心は一切感じず、会場も大盛り上がりでした。『いけー!』『負けんなー!』といったヤジも飛び交っていて、会場全体で『上田くんを倒せ!』という謎の一体感が生まれていましたね。客席に戻る際、握手やハイタッチを求められる人もいて、回を重ねるごとにファンのラップのクオリティが上がっているようです。SNSでファンによるコンサートのレポートを漁っていると、『ヒプマイ』という声も多く見受けられますね」(同)

『ヒプマイ』とは、男性声優キャラ12人による音楽原作のラッププロジェクト『ヒプノシスマイク』のこと。武力抗争が根絶され、男性に変わり女性が覇権を握るようになったH歴を舞台に、男性たちは中王区(ちゅうおうく)外の「イケブクロ」「ヨコハマ」「シブヤ」「シンジュク」などの各ディビジョンに分かれ、人の精神に干渉する特殊な“ヒプノシスマイク”を使い、互いの領土(テリトリー)を賭けてラップバトルを行うというストーリーだ。今年4月に発売した初のフルアルバムは、23日付のデイリーチャートで8.0万枚を売り上げ2位にランクインし、声優及びアニメキャラの歴代最高のデイリー枚数を記録。さらに、初日の売り上げのみで男性キャラによるアルバムの歴代最高初動売上(7.2万枚)を自ら更新するなど、今勢いのあるコンテンツである。

「ファンの間で上田くんはヨコハマ・ディビジョンの「MAD TRIGGER CREW」リーダー・碧棺左馬刻に似ているといわれており、6月に放送された『テレ東音楽祭2019』(テレビ東京系)に出演した際、Twitterでトレンド入りを果たしていました。もともとKAT-TUNとヒプマイは楽曲的観点からも親和性が高いといわれていたので、今回のラップバトルにより、SNS上ではヒプマイのファンがKAT-TUNファンにラップバトルの攻略法をアドバイスするという交流もみられます」(同)

 上田といえば、聖地巡礼をするほどにアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』が好きだったり、少年漫画の単行本をたくさん持っていて、公式ブログで「ヒロアカって面白れぇなぁ……」「爆豪って俺の生まれ変わりかなぁ」と発言し『僕のヒーローアカデミア』(集英社)好きであることを匂わせるなど、意外にも2次元趣味に通じている。今回のラップバトルが狙ったものかどうかはわからないが、今後も以外なところで2次元ファンを楽しませてくれるかもしれない。

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