『あんさんぶるスターズ!』Valkyrieがパフォーマンスも行うも広がるアウェイ感…… そのときにみかとなずなが!

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あんさんぶるスターズ!公式サイトより

 ファン待望のアニメ化!『あんさんぶるスターズ!』第6話がオンエアされた。

昨秋、夢ノ咲学院は生徒会が推奨するドリフェス制度により完全に支配されていた。ライブ対決をしないため実績を得られず、座を追われた『Valkyrie』の宗は、学院と生徒会への不満を募らせていく。宗を心配した幼馴染の紅郎が助言をするも、宗は帝王の名の誇りにかけ、ドリフェスに出場することを決める。冷ややかな視線を送る観客の前で『Valkyrie』はパフォーマンスを始めるが……。

 今週もなずなの回想話。過去の夢ノ咲学院が徐々に変わっていく様とその渦中で揺れるアイドルたちが描かれた。

 声変わりが確実になり、自分の声を受け入れろと言われるも悩むなずな。そして宗の期待に応えられないことを怖がり、必至で練習をするもなかなかうまくいかないというもどかしい状態が続く。

 学院ではドリフェスという制度が始まったこともあり、Valkyrieもどんどんと下火になっていく。新しい制度を取り入れると上下が変わり、かつて栄華をほこっていたものの立場が急変するということはあるものだ。それぞれのアイドルグループがドリフェスの仕組みに懐疑的になってはいるものの、走り始めた新体制に乗ることしかできないでいた。

 そんな状況の中、満を持してValkyrieがドリフェスに参加することが決定。宗は失敗をしないよう、みかとなずなに厳しく指導する。

 その集大成といえるライブ会場でのパフォーマンス。だが自分たちのファンではない観客たちの前で、自分たちが持つ世界観を全面に出したライブを披露するもうまくいくはずがない。会場全体がアウェイ感に飲み込まれそうになった時、さらに音響トラブルまで発生してしまう。

 今までライブパフォーマンスは口パクで行っていたが、事前に準備した音声が使えないのでであれば、生歌でパフォーマンスを続ける以外の道が無い。だが、声変わりし、自分の歌声に自信がないなずなはそれをためらってしまう。

 ピンチに陥ったValkyrie。その時、ユニットでずっと添え物のような扱いをうけていた影片みかが躍動する。彼もValkyrieを思いひそかに練習を重ねていたのだ。そのみかの歌声に勇気をもらい、なずなもアカペラで歌を披露。自身の殻を破ったのであった。

 彼らの真摯な歌声は全員には届かなくとも、志を同じくするアイドルやこれからアイドルを目指すものたちの心に何かを残したようだ。後になずなとグループを組むことになる友也と創は、このときのライブで夢ノ咲学院を受験することを決めていた。

 なずなのValkyrie脱退までの道筋は描かれていない。公式サイトのキャラクタープロフィールページを見る限り、Valkyrieは 宗とみかのふたりで存続しているらしい。このユニットに一体何があったのだろう。それも今後描いてほしいところだ。
(文=三澤凛) 

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