松田聖子 Leged ~コンサートチケットに夢があった時代

2019.08.09

画像提供:瑠衣羽香

 松田聖子の事務所のスタッフさんから頂いて、大切にファイリングしていたわたくしのスタイリスト資料の聖子ちゃんコンサートチケット83年バージョンを紹介します。

 使用されたコンサートチケットと違い、席番印字が無く、半券も付いたままだから不思議ですよね。コンサートチケットに出演歌手の写真が印刷されてるのを平成生まれの人って知らないんじゃないかしら。

 いまは、文字が印字されただけのコンサートチケットをコンビニエンスで発券できる時代だから、写真が印刷されてるコンサートチケットは、昭和生まれは懐かしがり、平成生まれは不思議がると思います。ファンの方は、この聖子ちゃんのステージ写真が印刷されてるチケットを手にしたときから、夢心地でコンサートの日を指折り待ったと思います。

 このチケットは、聖子ちゃんの1983年12月27日に日本武道館で、昼夜2回公演されたときのチケットサンプルです。一番高い席でも3000円だったんですね、36年前は。席により色を変えていて綺麗でウキウキしてしまいます。

 デビュー3年目の年末、オリジナル曲も増えた聖子ちゃんは、「夏の扉」「野ばらのエチュード」「風立ちぬ」「チェーリーブラッサム」「白いパラソル」「渚のバルコニー」「小麦色のマーメイド」「青い珊瑚礁」「裸足の季節」・・・などのオリジナルソングをはじめ、多くの曲で素敵なステージを魅せてくれました。わたくしもこのコンサートには、ご招待を受けてステージから見える席に座らせて頂いて、聖子ちゃんとのアイコンタクトを楽しんだ思い出がございます。

 ファンの方から他にも聖子ちゃんのコンサートチケットが見たいってお声がありましたら、ファイリングからご紹介いたしますね。
(文=瑠衣羽香)

編集部オススメ記事

注目のインタビュー記事

人気記事ランキング