大御所・永井豪が“エロ規制”にひと言! アツい創作論に「説得力が違う」の声

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「画業50年“突破”記念 永井GO展」公式サイトより

『デビルマン』や『キューティーハニー』(どちらも講談社)の作者として有名な漫画家・永井豪が、「画業50年“突破”記念 永井GO展」を開催。その取材会で“エロ規制”について持論を展開し、「さすが大御所」と話題を呼んでいる。

 永井は石ノ森章太郎のアシスタントを経て、1967年に商業誌デビュー。翌年には『ハレンチ学園』(集英社ほか)を連載し、大人気を獲得している。当時の少年誌としては非常に刺激的な作風だった同作は、「スカートめくり」ブームを巻き起こして社会現象に。その結果もちろんというべきか、教育ママやPTAからは大反発を招いていた。

 今でこそ大作家の地位を築いている永井だが、当時はまだ20歳前半。その時のことを振り返って、永井は「叩かれる理由がわからなかった。漫画でエロチックなことを描いてはいけないとはまったく思っていなかった」とコメントした。さらに続けて、「人間というもの自体が1つの生物」「異性に対する興味は他の生物と一緒で、あるわけですから。それを描き出さないことには、人間を描いたことにはならないのではないか」と自身の創作論を語っている。

 永井の言葉を聞いた人からは、「この人が言うと説得力が違うな」「エロもグロも描いた大作家だからこその重みがある」「『人間を描く』って言葉が素敵。とても深い」「当時はPTAと大喧嘩してた記憶がある。信念を曲げないのってカッコいいね」といった声が相次いだ。

 昨年には第47回日本漫画家協会賞で、永井の全作品が「文部科学大臣賞」を受賞。“エロ”に対する考え方が時代と共に変わっても、創作には変わらない信念が必要なのかもしれない。

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