コミケ期間中の天気予報がけっこうヤバイ! いつも以上に入念な準備を

2019.08.04

今回は東展示棟が使えない(写真は過去のコミケ)。

 ビッグサイトは東館が使えない。そして、会期は四日間。東京五輪の影響で前代未聞のコミケ(コミックマーケット96)が近づいている。

 気象庁が発表している天気予報によれば、コミケ期間中の天気は9日(金)が曇り時々晴れ、10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)が晴れ一時雨となっている。なんともコミケ参加者に挑戦的な天気になりそう。

 つまり単に暑さ対策ではない、雨にも備えた準備が必要なのだ。

 今回のコミケでは仮設展示棟への移動も強いられるわけで、この際の暑さ対策が重要だが、それ以上に熱気への対策も心がけたい。

 西・南展示棟を利用しての開催ということで会場のスペースは狭くなった上に慣れない配置に、いかにベテラン参加者でも右往左往するだろう。狭い空間に人が集まり熱気もこもる。このことでより熱中症の可能性は高まるのだ。

 熱中症はギラギラした陽射しが原因と思われがちだが、室内でも起こるもの。汗をかかなくても体温が上昇すればそれだけで脱水症状は起こる。体重60kgの人が平熱、室温28度の環境で1日に約900ml。これが体温が1度上昇すると約15%増加するとされている。

 10日(土)は雨予報だけど最高気温は29度、最低気温が25度の予報。雨だからと油断していると身体からどんどん水分は失われていく。

 とにかく常に腹がタプタプになるほどの水分摂取とこまめな塩分摂取は必須。なんとか、この地獄を乗り越えて楽しもう!

(文=特別取材班)

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