『わたし旦那をシェアしてた』視聴者をなめてるのかと思えるほど底の浅い設定に愕然の第5話

 パワフルファイティングミステリードラマ『わたし旦那をシェアしてた』の第5話がオンエアされた。

 加藤と名乗る男が、シングシングハウスを訪れる。彼は恭平(平山浩行)の友人で、晴美(小池栄子)、加奈子(りょう)、茜(岡本玲)の相談役になってほしいと恭平から頼まれていたという。
 秀明(赤楚衛二)は、加藤を目の前に動揺。加藤と名乗る男の正体は、森(黒木啓司)だった。森は晴美たちに、3億円を3人で争うのは止めて寄付することを提案する。
 その話を聞いた文江(夏木マリ)は反対するが、森に言いくるめられてしまう。晴美たちは寄付に同意し、森の計画通りに動かされていく…。

 何も物事が進んでいない感じがするが、もう第2章。いつの間にか各家族の間も仲が深まり、軽口をたたき合う関係になってきた。それぞれの子供たち同士も毎日一緒に生活していたら、親しくなるのだろう。

 そんな、いい感じになってきた三家族に魔の手が忍び寄る。見るからに怪しい加藤という男が家にやってきて、あることないこと言い始めるのだが、どう見たってこいつは怪しい。いままでの回と同じ展開だろ!!! と叫びたくなるくらいにどこまでも同じパターンに引っかかる内縁の妻たち。

 三人それぞれ芯のある女性という設定のはずだが、毎回都合よく敵キャラの言うことを受け入れすぎだ。全てがご都合的に物語が進んでいる感が出すぎてしまっているのが、このドラマのダメなところである。

 彼女たちが争っていた三億円を全員が辞退すれば、全て丸く収まると言い出した加藤に簡単に乗せられて、彼女たちは偽の慈善団体に全額寄付しそうになる。しかしそこで都合よく「それで本当にいいのか?」と考え始めたところ、加藤の正体がおかしいことにようやく気が付くのだった。

 一見変わり映えのしない第2章だが、第1章との差を出さねばならないということで、いままで出てきたキャラクターたちの素顔が明かされることになった。これまでお手伝いのような立場で彼女たちの側にいた松田は、天谷殺しの実行犯であり、過去の未解決事件の生き残り。管理人の染谷は天谷の実の母。天谷の5つ目の嘘は、「外科医でシングルマザーの母親がいたこと」、だったのだ。

 完全に想定内である。少しも意外性がない。こんな変な設定にしなくてもいいのではないかと思わずにいられない底の浅さだ。

 来週には天谷の裏の顔が明かされるとあるが、どんな理由から事実婚を3股するというハードモードな生活を選んだのだろうか。ここでありふれた理由だけは持ってきてほしくない。あっと驚いて最終話まで見続けずにいられないというような展開を期待する。
(文=三澤凛)

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