『叛逆性ミリオンアーサー』公式Twitter、ついにメンテ以外の情報をツイート!?

2019.08.03

『叛逆性ミリオンアーサー』公式サイトより

 今年7月にスマートフォン向けアプリ『叛逆性ミリオンアーサー』がサービス終了を発表。6月にアニメの第2シーズンが放送終了したばかりだが、意外にもユーザーからは「まあなんとなくそんな気はしてた」と納得する声が相次いでいる。

 派生作品が多すぎてわけの分からないことになっている、スクウェア・エニックスの『ミリオンアーサー』シリーズ。第1作目は『拡散性ミリオンアーサー』というタイトルで、“100万本のエクスカリバーを抜いた100万人のアーサー候補”という奇抜な設定が注目を集めた。『叛逆性ミリオンアーサー』は、エクスカリバーの破壊を命じられた“エージェント・アーサー”の物語を描くオンラインRPG。同作はアニメが第2期まで制作された注目作だったのにも関わらず、運営はほとんど放置状態だったのだという。

 確かにゲームの公式Twitterを見ても、投稿されているのはアニメの関連情報やメンテナンスのお知らせばかり。配信当初はゲームの豆知識などをつぶやいていたが、ここ最近はかなり無機質な印象を受ける。

 そんな同アカウントが今回、「2019年9月30日15:00をもちまして『叛逆性ミリオンアーサー』はサービスを終了させていただくこととなりました」などと告知。これにユーザーからは「メンテの報告以外のこともつぶやけたのか……」「正直運営が盛り上げる気ない感じだったし、早く終わると思ってた」「(運営が)放置ゲー」「キャラクターは悪くなかっただけに、運営のやる気のなさが残念でならない」といった声が上がっていた。

 とはいえ前述のように、他の『ミリオンアーサー』シリーズはまだまだ稼働中。例えばスマートフォン向けゲームでは、『拡散性ミリオンアーサー』の正統進化タイトル『乖離性ミリオンアーサー』が人気を博している。また対戦格闘ゲーム『ミリオンアーサー アルカナブラッド』は、世界最大級の格ゲー大会『Evolution Championship Series 2019』への出展が決定。狂気としか思えない、ちょぼらうにょぽみ原作のアニメ『弱酸性ミリオンアーサー』(YouTube、ニコニコ動画)も、(できるかぎり)毎週水曜日に新ストーリーを更新中だ。

 そのため『叛逆性ミリオンアーサー』の終了には、「正直『ミリオンアーサー』シリーズ多すぎだし、1つくらい消えてもノーダメなのでは?」という指摘も。今後『ミリオンアーサー』シリーズは、“拡散”ではなく“収束”に向かっていくのだろうか……。

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