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『らんま』の天道あかねみたいな暴力ツンデレは時代遅れ!? 理不尽暴力ヒロイン3選

2019.08.11

●美神令子

 バブリーなボディコンが特徴的な『GS美神 極楽大作戦!!』(小学館)の美神令子は、ド級の守銭奴キャラ。従業員の横島忠夫は時給たった250円で命がけの仕事を務めるが、助けるのに金がかかる時はあっさり見捨てられることも。ギャグ漫画のため、横島がボケた時には血みどろになるほどシバかれるエピソードも少なくない。

 命を救われた直後でも女王様キャラな美神には、「理不尽暴力キャラの筆頭では?」「ツンデレにしても暴力が目立ちすぎる。大体は横島の自業自得だけどwww」「ギャグ作品じゃなかったら、横島は何回死んでるかわからんぞ」「ご褒美のレベルを超えてるんだよなぁ」などのコメントが寄せられている。ちなみに横島は後に活躍が認められて昇給するが、それでも時給255円という薄給でコキ使われていた。

●桐崎千棘

 2016年に完結し、実写映画化もされた『ニセコイ』(集英社)。ヒロインの1人である桐崎千棘は、強烈な暴力キャラとして有名だった。ギャングの娘という生い立ちからなのかは不明だが、口喧嘩でも手が出るほど凶暴な性格。高校生男子を拳1つで吹き飛ばすパワーを持っているため、主人公には“ゴリラ女”とあだ名をつけられている。

 ツンデレというよりもツンギレな千棘について、ネット上では「理不尽にキレて暴力振るうヒロインは時代遅れ」「作者はツンデレを誤解してるよな。デレる前から誰彼構わずぶっ飛ばしてたじゃん」「自分は悪口OKで他人に言われると怒るのはNGとか、さすがゴリラ」「初登場から、人を足蹴にして放置だからなぁ」と厳しい意見が。たとえ照れ隠しであったとしても、理不尽な暴力はギャグとして成立しなくなっているようだ。

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