ドラマ『百合だのかんだの』ストーカー気質の海里が不気味?待望の百合ドラマに暗雲か

 「親友」という枠を越えた、女の子同士の姿を描く! FOD限定ドラマとして話題を呼んだ『百合だのかんだの』、待望の地上波放送、第1話がオンエアされた。

第1話 思い出のいちごパンツ
 大学生の篠原百合は、得体の知れないストーカー行為に悩まされていた。ある日、自宅の郵便ポストに使用済みのティッシュがたくさん入っていることに気が付き、執拗な嫌がらせに百合は引っ越しを決意する。
 偶然、訪れた不動産会社の女性社員・二宮海里が小学校の同級生であることを知り、二人は再会を喜ぶが、海里の過剰なスキンシップや言葉の節々に百合は少し違和感を覚えるのだった。

 ポストを覗けば使用済みティッシュ。彼氏はダイエットに成功したと思ったらなんだか浮気っぽくなったような……? と男性に不信感を持ち始めた主人公、百合の前に現れたのは、小学生の頃の同級生海里。

 過去ジュニアアイドルをやっていただけにかわいらしく、かつ悩みの種だったストーカー被害からの引っ越しを相談した不動産会社の社員として、かなり親身に相談に乗ってくれる頼れる部分を見せてくれた。

 相手が男性だったらわかりやすい恋愛ドラマである……が、タイトルにある通りこのドラマは「百合」。通称GL(ガールズラブ)を取り扱ったものなので女性同士の恋愛模様が描かれる。

 主人公の百合は彼氏がいることからも恋愛対象は男性のよう。しかし相手役であろう海里は、百合が同級生だったことが分かるや否や、百合の胸に顔を埋めたり長めのハグをしたり、百合の体を「美味しそう」と眺めるなど百合のことを確実に恋愛対象としてみているよう。

 というか、この海里というキャラクターちょっと距離感が変だ。好きだからという理由だけにしては距離感も近いし、同級生だからといって引っ越しを手伝いに来たり、熱を出したからといって合鍵を使って深夜に部屋に入って来たりするだろうか。いくら不動産屋だからといって合鍵持ってても、入ってくるのはいかがだろうか。

 ストーカー被害に悩んでいた百合だが、この犯人は実は海里なのではないだろうかと、訝りたくなるくらいの距離の詰め方である。言動もそこそこ「え?」と眉をしかめてしまう部分もあるがこれは一体……。30分ドラマで全8話という短さから色々端折られている感はあるし、それを納得の上で観ないとこのスピード感とキャラのグイグイ感についていけないと、嫌悪感や違和感を感じてしまうかもしれない。

 『おっさんずラブ』のヒットを受け、LGBTを題材にしたドラマや映画が増えてきた昨今女性同士の恋愛ドラマが始まるのは想定内ではあったが、この描き方は吉と出るのか凶となるのか……。

 まだまだ主人公の人となりと環境が描かれただけの第一話。これからふたりの関係はどのように変わっていくのか。ドキドキできるような展開を期待したい。
(文=三澤凛)

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