大谷由里子元マネ、島田紳助だけじゃない! 吉本のギャラ問題で“不満ツイート”に異論を唱える芸人たち

吉本興業ホールディングス 公式サイトより

 吉本興業・岡本昭彦社長が行った記者会見で、所属芸人のギャラ配分について「会社が9でタレントが1とか、そういうことは全くなく、ざっくりとした平均値で言っても、5:5から6:4」と発言し、現在TwitterなどのSNSではそれに反論する芸人たちによる暴露が相次いでいる。

 一方で、吉本の内情をよく知る“元伝説の女マネージャー”大谷由里子氏は、24日に出演した情報番組『ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、「プロになりたいんだったら1億、2億稼いで8割もらえる芸人になれよって言ってました」と当時を振り返りながら「売れてる人からはそんなに抜かないですよ。6億売れてるタレントから2割抜いたって……ねぇ」と発言し、売れてる人ほどギャラの取り分が多いことを認め(参照記事)、元吉本所属芸人の島田紳助もスポーツ紙の取材に対し、「ネタやって“ギャラ上げてくれ”と言ってもギャラが安いのは“おまえが安いんじゃ”ということ。それならおまえが売れてくれ」と、ギャラに不満を漏らす若手たちを批判している。

 異論の声を上げているのは、元吉本関係者だけではない。現役芸人のゆにばーす・川瀬名人は23日Twitterで、「7月の給料は377043円でした」「楽屋でゴロゴロしながら出番なって10分喋って帰ってきてタピオカミルクティー買いに行って出番なって10分喋ってHuluでアニメ見て出番なって10分喋ってという大変な仕事の日もありましたが 吉本興業感謝」と皮肉たっぷりにツイート。

 ガリガリガリクソンも24日、「お前ら、ここぞとばかりにネットニュース狙うのやめろコジキがボケが」「だから芸人は信用できない」と立て続けに投稿し、「1円とか、印税やろが」とキンボシ・西田淳裕についてのネットニュースの記事を引用しながら怒りをあらわにした。

 さらに、「僕は6月、来る仕事全部断ったから印税しか入らなかった。僕は6月は会社と戦ったからな。お前ら声あげんかったけど。結果今月はぼくネットTVも出てるし営業も出てる」と自身の6月分の給与明細とともにツイート。「才能ないんやから1円なんて当たり前じゃないん? 甘えんなよ。誰がお前に1円はろてくれんねん。ネットニュース狙うな。下品」と、苦言を呈している。

 およそ6,000人の芸人を抱える吉本興業。公正取引委員会からの「独禁法(独占禁止法)や下請法に違反する可能性がある」という指摘を受け、今後は所属タレントと原則として契約書を交わす方針だというが、ギャラ問題だけでなく、古くから続く悪しき習慣はどう改善されていくだろうか……。

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