『サザエさん』磯野家で“タラちゃん”呼び禁止が発令! マスオの「他人みたい」発言にツッコミの嵐

2019.07.23

サザエさん フジテレビ公式サイトより

 7月21日放送の『サザエさん』(フジテレビ系)では、家族全員が「タラオ」呼びを実施。ネット上で大反響が巻き起こっていたので、ネット民の声と共に内容を紹介していこう!

 話題のエピソードは作品No.7968「ぼくはタラオです」。ある日、磯野家では“誰にも触れてほしくないこと”が話題に持ち上がる。カツオは“成績”に触れてほしくないと訴えるが、家族にはなかなかわかってもらえない。「とにかく誰にも触れてほしくないことがあるのさ」「それがないのはタラちゃんくらいだよ」と締めくくると、タラオから「僕もあるですよ」とまさかの反論が。じつはタラオは、“タラちゃん”という呼び方に不服気味。他の友達はみんな名前で呼ばれているのに、自分だけ“ちゃん付け”されるのが気に入らないようだ。

 そこでタラオの要望を叶えるべく、その日から家族全員「タラオ」と呼ぶことに。しかも「タラオ」と呼ばなかった人は、罰金を払わなければいけない。おかげではじめは抵抗があったサザエも、徐々にタラオ呼びが定着。タラオの友達の前で「タラオ」と呼んだ際には、周りの子どもたちもびっくりするのだった。タラオの友達・タケオに至っては、「あいつ出世したな……」と謎に感心する始末。この一件には世間からも、「タラオ呼びで出世とは凄いな」「タラオ呼びは出世の証(笑)」「出世って……。タケオくん、君は一体何才なんだ」とツッコミの声が相次いでいる。

 さらにタラオ呼びの日々は続く。ある日波平がタラオを散歩に誘うと、その一方で「1歩遅かったか……」と悔しがるマスオ。「どうも呼びにくくてね」「タラオなんて呼ぶと他人みたいでね」と誘えなかった理由を語るが、このマスオの発言にも視聴者は飛びついた。

 ネット上に寄せられたコメントには、「『呼び捨てだと他人みたい』とのたまう親子関係って大丈夫かよww」「マスオさんはいつまで自分の息子をタラちゃんと呼び続けるんだろう」「タラオと呼ぶのが恥ずかしいなら、なぜそんな名前をつけたのか……」「『タラオなんて呼ぶと他人みたい』。はい、今週も名言頂きました」などの声が。

 ちなみに今回の事態がどのように収束したのかというと、キッカケはワカメが語ったタラオとの思い出話だった。まだタラオが赤ちゃんのとき、ぐずっているタラオを眺めていたワカメ。泣いているタラオに向かって「タラちゃん」と呼びかけると、タラオは泣くのをピタリとやめて満面の笑顔に。

 当時についてワカメが「あのときタラオって呼んだら、タラちゃんは泣きやまなかったと思うわ」「だからタラちゃんはずっとタラちゃん。タラオじゃないわ」と語ると、タラオはタラちゃん呼びをようやく解禁。再び磯野家には、タラちゃん呼びが飛び交うようになった。

 何だかんだ丸め込まれて、タラちゃん呼びを解禁してしまったタラオ。念願のタラオ呼びが叶う日は一体いつになるのだろうか。

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