細田守は『サマウォ』以来“ケモナー要素”が増し評価ダウン 『君の名は。』新海誠は『天気の子』でどうでるか⁉

『天気の子』公式サイトより

 19日、日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」にて細田守監督の『未来のミライ』(2018)に引き続き、映画公開から10周年を記念して『サマーウォーズ』(09)が放送される。

『未来のミライ』の放送後、Twitterでは主人公・くんちゃんを演じた上白石萌歌の声の違和感を指摘する声のほか、くんちゃんの“犬化”シーンを受けて「やっぱり細田守はケモナーか」「面白いけど何をしたいのかがわかんない。わかったの細田守がケモナーってこと」「細田守監督映画のケモナー具合にうんざりしてきた」という声が続出していた。

 確かに細田監督は『サマーウォーズ』以降、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)、そして『未来のミライ』と、隙あらば獣要素をねじ込んできた。昨年7月の『未来のミライ展』内覧会に出席した際、自身のケモナーとしての原点について「子供の頃に見ていたディズニーや東映の長編アニメは、子供や動物がいっぱい出ていた。それを見て楽しいなと」と明かしており、「最近のアニメって小さい子や動物があまり出てこなくて、自分が子供のころに見ていた楽しい『子供と動物がワイワイ』というようなものを今の子たちに見せたい」と、製作の背景について語っている。

 アニメファンもちろん、ある一定層からは支持されているものの、「ケモナー」はまだまだ少数派なのか、監督の狙い通り『未来のミライ』が現代の若者の心を掴んだかと言われると、初の地上波放送ながら平均視聴率9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という数字を見たところでは、微妙なところだろう。

 一方で、6月30日にテレビ朝日系にて放送された新海誠監督の『君の名は。』(16)は、地上波放送2回目ながら12.5%の高視聴率を記録。02年に初の劇場用長編作品『ほしのこえ』を公開して以降、『君の名は。』までに、『雲のむこう、約束の場所』(04)、『秒速5センチメートル』(07)、『星を追うこども』(11)、『言の葉の庭』(13)と、4作品を発表してきた新海監督は、これまでに何度もピュアで若々しくて青臭い思春期の男女を描き、「童貞くさい」と揶揄されながらも、根強いファンを獲得してきた。

 しかし、『君の名は。』が歴代邦画興行収入第2位という社会的ヒット作となったことで、作中に登場する口噛み酒が「気持ち悪い」という声や、ヒロインと入れ替わった主人公が胸を揉むシーンは「女性蔑視」だと、これまで“新海節”に馴染みのなかった一般層から批判の声も多く聞かれるように。今回も、映画ライターの村山章が放送後にTwitterで作中での女性の描かれ方についての違和感を指摘したことが、ネット上で大きな話題となっていた。

 19日には最新作『天気の子』がいよいよ公開となるが、新海監督は細田監督のように自らのスタイルを貫くのか、それとも“一般ウケ”を狙うのか――。スクリーンで直接確かめたい。

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