Nintendo Switch Liteに不要説が上がる一方、乙女ゲームユーザーから歓喜の声「これは乙ゲーが捗る予感」

2019.07.11

任天堂公式サイトより

 任天堂は10日、Nintendo Switchの携帯モードに特化した携帯専用「Nintendo Switch Lite」を9月20日に発売することを発表した。価格はNintendo Switchより1万円安い19,980円(希望小売価格・税抜)。“Lite”の発売で Nintendo Switchが「家庭に一台」から「一人一台」の時代に移り変わるか、期待が集まる。

Nintendo Switch Liteの大きな特徴は、Joy-Con(コントローラー)と本体を一体化したことで小さく、軽く、持ち運びやすくなった点。現行モデルは携帯するにはややデカかったが、Nintendo Switch Liteは発売を控える『ポケットモンスター ソード・シールド』や『あつまれ どうぶつの森』を外でプレイするのにちょうど良さそうだ。

 だが、携帯モードに特化した代わりに、テレビに出力して遊ぶ「TVモード」、また本体とJoy-Conを切り離して遊ぶ「テーブルモード」がなくなっている。そして、Joy-Conと一体型になったことに伴い、Joy-Conの機能(HD振動、モーションIRカメラなど)もなくなり、その機能を利用するソフトは別途Joy-Conを用意しなくてはならない。

 これらをデメリットとして捉え、「テレビ出力できないならいらないな……」「すでにSwitch持っているから買わなくていいかな」という不要説が上がる一方、「絶対買う!」「値段も安いし欲しい」という歓喜の声もある状態。

 比較的、現行モデルをすでに持っている層を中心に「Nintendo Switch Liteはいらないかな」という声が多く上がっているが、新規獲得という意味では、Nintendo Switch Liteに大きな期待が集まる。

 またPS Vitaの生産が終了したことも影響して、アイディアファクトリーグループの「オトメイト」をはじめ、乙女ゲーム業界がNintendo Switchに次々移行中。つい先日も『うたの☆プリンスさまっ♪』のシリーズ完全最新作『うたの☆プリンスさまっ♪Dolce Vita』がNintendo Switchでの開発・販売に変更したことが発表されるなど、乙女ゲーユーザーからの需要が高まっている状態だ。そんな中で発表されたNintendo Switch Liteには「これは乙女ゲームが捗る予感」と喜びの声が上がっている。

 ゲームスタイルによっては現行モデルのほうがいいという人ももちろんいるが、Nintendo Switch Liteでも十分という層もいるだろう。発売後の売上に注目が集まる。

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