「もはやテニスではなくテニヌ……」 インフレ化がハンパない作品3選

●『GetBackers-奪還屋-』

 スラム街・裏新宿を舞台にした奪還屋の冒険を描く『GetBackers-奪還屋-』(講談社)の初期展開は、「奪(と)られたものは奪(と)り還す」をテーマにしたお色気アクションのノリだった。ダブル主人公の美堂蛮と天野銀次が依頼を受けて問題を解決するが、当初はバトルがあってもあくまでチンピラ同士の喧嘩程度。ヤクザ相手に特殊な力もないヤクザ相手に負けることもしばしばあった。

 しかし後半になるとインフレに次ぐインフレを巻き起こす。最終的に時間の概念を完全に無視して行動できるまでに進化。時間への干渉を行う問答無用ぶりの同作に、ファンからは「人類史上最もインフレした漫画」「漫画キャラ最強を争うイロモノが多すぎ問題」「物語が破綻してないのはすごいけど、設定が難しくてついていけなかった」といった声が続出している。

●『ドラゴンボール超』

 インフレバトル漫画の代名詞ともいえる『ドラゴンボール』だが、続編『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)では“神”のインフレが発生。元々ドラゴンボールの神様といえば“精神と時の部屋”で有名な地球の神様と、重力が地球の10倍という界王星で暮らす界王様がいた。さらにその後、界王の上位である“界王神”が登場。全銀河を統括する宇宙の神という設定だったが、『ドラゴンボール超』ではなんと宇宙が全部で12もあることが判明した。

 界王神が12人いることも驚きだったが、さらに界王神を束ねる“全王”というキャラも登場。続々出てくる新事実に、ネット上では「神様の上に何人神様いるんだよwww」「どうせ全王が複数人いて、全王を束ねる全王神が出るんだろ?」「上には上がいるんですね。わかります」とネタにされている。

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