『グランベルム』美しい作画に圧巻のバトルシーン!3話以降から神アニメになっていくパターンか?

2019.07.07

 『Re:ゼロから始める異世界生活』の注目コンビが手掛けたオリジナルアニメ『グランベルム』の第1話がオンエアされた。この作品はとにかくスタッフが豪華だ。『Re:ゼロ』の渡邊政治監督、同原作イラストの大塚真一郎、さらに『ラブライブ!』のシリーズ構成の花田十輝が、そして制作にはDMMだ。


第1話「世界で唯一の魔術師」
STORY
 真っ赤な満月の夜。ごく普通の高校生活を送っていた小日向満月は、忘れ物を取りに戻った学校で世界で唯一の魔術師になるために行われる戦い“グランベルム”に巻き込まれてしまう。そこで出会った少女・新月からこの世界がかつて魔法で溢れていたことを説明され、戸惑い逃げる満月だが…⁉


 普通の女の子である満月が幻想空間に迷い込み、なんだか知らないうちに戦いに巻き込まれて…!? というストーリーだが、1話目では満月と同じように何が何だかわからない、というままに画面を見つめることになる。

 とにかくかわいらしい女の子が暴言をまくしたてながら必死に戦う姿には、何か理由があるのだろうが、それが何なのかは分からない。1話目だから世界観と、激しいバトルが今後も繰り広げられると伝えることを意図しているのだろうか。

 とにかく作画が美しい。バトルシーンはガンガンに爆発するし、ド派手に吹っ飛ぶ。ロボが全体的にコロンとしたフォルムなのもかわいらしいし、乗っている女の子たちの衣装も良い。戦えるの? と思ってしまうような衣装だが、乗っている分には関係ないのかもしれない。

 そんな激しいバトルシーンに予備知識もなく、生身で巻き込まれる主人公の満月。かわいそうである。逃げまどった末に知り合った新月と仲良くなり、いま何が行われているかを軽く説明される。本当に簡単にすぎて、聞いても理解できなかった。

 後半になり、なぜか満月もロボットの”アルマノクス”が現れ、戦闘に巻き込まれていく。しかも戦ったらチート能力を持っていたかのように鬼強い。主人公無双である。どうして満月はアルマノクスに乗れたのか。

 これまでの経験上、3話以降くらいから面白くなるパターンのアニメにちがいない。そう期待して次回以降も見ていこう。
(文=三澤凛)

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