騒動がやまない吉本興業の闇営業についてだが、22日の岡本昭彦社長の会見を受け、所属芸人たちがギャラについての信ぴょう性を疑う投稿をSNS等にあげている。
「ギャラに関しては『安い』等々言われていますけど、会社が9でタレントが1とか、そういうことは全くなく、ざっくりとした平均値で言っても、5:5から6:4」
岡本社長はそう発言したが、実際とはやはり異なるようだ。
過去におたぽるでインタビューに応じてくれた橋山メイデン氏も、ギャラについて触れていてくれた。インタビュー全体の趣旨は今回の件とは全く異なるが、いま読んでみると、実に味わい深いものとなっている。ぜひとも振り返っていただきたい。
2016.08.18既出
BABYMETALの勢いが止まらない。ここ数年、海外のフェスを渡り歩き、ついには日本で東京ドームでの公演が開催されるほどまでにビッグになった。それまでどこかダサイと思われがちだったヘヴィーメタルというジャンルに光を当てた彼女たちの功績は非常に大きいだろう。彼女たちの影響か、メタルを軸にした楽曲を歌うアイドルグループは増えていて、例えばおたぽるでもよく取り上げるアリス十番もそれに該当するだろう。
この水面下のメタルブームだが、アイドル以外にもメタルを冠につけ、活動している人物がいる。それが“ヘヴィーメタル芸人”、橋山メイデンだ。いまでこそ『アメトーーク!』などで●●芸人なんて言葉があるが、彼はヘヴィーメタル芸人として10年ものキャリがある。そして、ビッグなバンドからマイナーなローカルバンドライブまで足を運ぶメタルオタクでもあるのだ。
BABYMETALのメタルアイドルのブームに編集部も便乗し、今回はメタルネタを交えながら橋山メイデン氏に芸人のあれこれを訊いてみた。
――芸名の「メイデン」は当然Iron Maiden(※編注:イギリスのメタルバンド)からですか。
橋山メイデン(以下メ):もちろんです。
――見た目もNWOBHM(※編注:音楽ムーブメントの一つで、New Wave Of British Heavy Metalの略)みたいで、コテコテなメタルファンって感じですね。
メ:衣装は紆余曲折を経ているんです。初期はTシャツにジーパンみたいな初期メタリカみたいな感じにしてたんです。だけどこれだと本当にメタルマニアじゃないと分かりにくくて、それで周囲からのアドバイスもあって、メタル好きをもっと全面に出すにつれ、いまのスタイルに落ち着きました。
――芸歴10年となると、メタルバンドだったらそれなりのキャリアになりますね。
メ:そうですね。バンドならもうアルバムが4枚は出ていて、ベスト盤なんかも出しているかもしれません(笑)
――今日はお一人ですが、実際はコンビなんですよね。
メ:はい。コンビ名はメイデン玉砕といいます。
――コンビ名の由来は何かあるのですか。
メ:ぼくはへヴィーメタル芸人とうたっていますが、相方は日本軍とか軍艦が好きなんですよ。それで何事にもぶっこむという精神でやっていこうってことで、メタル芸人であるぼくの芸名とぶっこむ精神で、「メイデン玉砕」としました。
――玉砕って言葉は人によっては敏感に反応しそうな言葉ですね。
メ:そうなんですよ。だから怒られたら変えるつもりだったんですが、これまでコンビ名に対して何かを言われたことがないんです。だからTV番組もそのままの名前で出ています。
――ちなみどう変えるか決まっているのですか。
ギャラの取り分は9.5:0.5!? 人気急上昇中のヘヴィーメタル芸人“橋山メイデン”が語る事務所とメタルのアレコレのページです。おたぽるは、インタビュー、芸能、アイドル&声優、その他、音楽、アリス十番、メタル、BABYMETAL、吉本興業、インタビュー、アメトーーク!の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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