『クレヨンしんちゃん』紅さそり隊に異変? 新キャラのレギュラー化を求める声も

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テレビ朝日「クレヨンしんちゃん」公式サイトより

 アニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)が6月21日に放送された。この日は「オラを探せ!だゾ」「新生・紅さそり隊だゾ」の2本立てとなった。

「新生・紅さそり隊だゾ」では、いつになくお上品に振る舞う埼玉紅さそり隊が登場。ふかづめ竜子がお茶を立て、それをふたりに飲ませているという場面にしんのすけが遭遇した。普段なら顔を合わせた途端、しんのすけに暴言を吐く竜子だが、この日はしんのすけを見てぐっと言葉を飲み込み、「あら坊や、私たち、お茶のお稽古をしてますの。あちらに行って」と上品にあしらう。

 しんのすけが「いつものやって!」と登場時の決めポーズをねだると、しぶしぶやったものの、「深爪をしないように慎重に爪のお手入れをすることにしている竜子でございます」「足のお手入れは大切。魚の目のケアをしているお銀でございます」「お母さまが薬を買ってくれました。脱吹き出物を目指すマリでございます」といつもとまったく違う決めセリフをお上品に披露し、しんのすけから「オラ、いつものやつが好きなんだけど」とツッコまれていた。

 2人は不満だったものの、実は竜子に憧れの女性警官ができて、“正しい女子高生”になったという。突然の竜子の心変わりに疑問を抱いたお銀とマリとしんのすけは、一人離れた竜子を尾行することに。そうして女性警官にメロメロになっている竜子を発見したのだった。女性警官・太賀虎子に憧れていることがバレた竜子は、3人に警察官を目指すようになったことをしぶしぶ告白。ある日、街中で中年女性からゴミのポイ捨て疑惑を掛けられ、それを虎子に庇ってもらったのが憧れるきっかけとなったといい、お茶の特訓も「精神を鍛えるため」だと話していた。

「私たち、3人揃って埼玉県警に入るのです!」「花の公務員になるんですよ!」と意気込む竜子だったが、あとの2人はげんなり。マリが「警察官なんてひとりでなってくれよ!」と反発し、それを止めようとしたお銀が突き飛ばされ、3人の仲にヒビが入る寸前となってしまった。

 しかし、これを喧嘩と察知した虎子が「コラー! あたいのシマでなにやってんだ!」と、まさかのここに駆け付けるという事態に。「ムカデ百足投げ」というワザを披露し竜子とマリを倒すと、ここでお銀が「あのワザは……伝説のスケバングループ、青ムカデ隊の虎子!」と察知。実は虎子、かつては不良でありながら正義に燃える伝説のスケバンだったとのこと。虎子は紅さそり隊に「あんたたち、無理することない。青春はね、やりたいことを思う存分やるときさ」とメッセージを掛け、格好良く去っていったのだった――。

 この言葉を受け、紅さそり隊は元通り。これからも活動を続けていくのだった。この日の放送に視聴者からは、「虎子さんレギュラーキャラになってほしいくらい格好良かった」「元ヤン女性警官とか格好良すぎる!」「いつもの埼玉紅さそり隊が一番! でもこれからも虎子さんに指導してほしい」という声が集まっていた。

(福田マリ/ライター)

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