エロアニメで観るエロゲーの世界 vol.63

『フーリガン』昭和のギャグアニメ臭全開のエロアニメ!原作バカゲー以上にカオスでドッタバタ!?

 現在、『2019 FIFA女子ワールドカップ』でサッカー界が盛り上がっている。

 ワールドカップは国と国とのガチンコ勝負がゆえ、興奮しすぎたファンが暴徒化するなんてこともしばしばある。そんな暴徒をヨーロッパではん、“フーリガン”なんて言葉で呼んだ。

 さてそんなフーリガンだが、タイトルそのままのエロゲーが存在する。フロントウイングが2001年にリリースした『フーリガン』だ。そして、エロアニメ版も存在する。バニラから前後編でリリースされた。

 以下が公式のあらすじである。

 養護教諭のオルガが、新種のエネルギー実験をしていた。部屋に忍び込んだユキトは、手が放せないのをいいことに、オルガにいたずらをする。そして本格的なプレイに突入しようとしたとき、ユキトがうっかり実験装置に触れて実験そのものを暴走させてしまった!そのせいで時間も空間もめちゃくちゃになってしまう。これを元に戻すには、世界に放たれた七本の性剣を再び一つに束ねなければならない。

 エロアニメ版はエロゲー原作とは完全に異なるオリジナルストーリーだ。しかし、原作の良いところも悪いところ踏襲したまさに『フーリガン』な作品となっている。

 そもそもこの作品は、原作がドタバタコメディーで、ストーリーがご都合主義どころか荒唐無稽すぎて、はっきり言ってプレイしていてもよく分からない。いわゆるバカゲーに分類される。それが今作の“味”といえば味なのだが、エロアニメ版に至ってもかなりのドタバタっぷりで、埃くさいほどだ。昭和のギャグアニメのような、ちょっと古臭い突っ込みとボケが随所に挿し込まれる。

 肝心なカラミシーンに至っては、ギャグと連動しているので、なんとも実用性が薄い。シーンは少ないながらもきちんと描かれるのだが、気持ちが入っていけないのだ。

 しかし、総じて声優の演技は素晴らしく、作画もていねいに描くところとゆるく描くところの使い分けがはっきりしており、メリハリがあると言えよう。意味不明な展開も多いが、テンポも悪くないので、なんとなくの理解であれよあれよと鑑賞が可能だ。

 オリジナルにはなかったパロディも随所に盛り込まれており、『機動戦士ガンダム』『北斗の拳』など往年のアニメネタが随所に見られる。本編とは無関係だが、それを見つけるのは案外楽しいかもしれない。

 ギャグが面白いか…といえば、コテコテの昭和ギャグが好きな方にはたまらないかもしれないが、そうでもないという方にはなかなか寒い演出の連続となるだろう。しかし、エロアニメやエロゲーの歴史を垣間見るという意味では、現在ではなかなか制作されないタイプの作品なので、とても貴重だ。原作を手に入れるのは非常に困難なので、ぜひとも鑑賞しておこう。
(文=Leoneko)

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