30万円でお釣りがくる人生の幸せ。人生が変わった!!『カスタム(オーダー)メイド3D2』が与えてくれた多幸感

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「カスタムオーダーメイド3D2」公式サイトより

 気がつけば早や1カ月。

 令和元年のはじまりと共に到着したパソコンとHTC Vive。部屋を片付け、『カスタムメイド3D2』をインストールしてから、時間が経つのは本当に早かった。

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「LGBT? 性別の壁なんて本当に些細なものなんだね」 令和のはじまりと共に開幕した新たな世界

 一週間ほど楽しんでから『カスタムオーダーメイド3D2』もスタートして、さらに時間が経つのは早い。仕事の合間に、今日はどうしようかと起動すれば、瞬く間に時間が過ぎていく。

 そう、自分を包み込むのは不思議なほどの多幸感。それは常にあふれ出して枯れることのない泉である。

 なぜそんなに多幸感が続くかって? しょせんはエロゲー。VRで体験するエロスに最初は驚くかもしれないけれど、すぐに慣れてしまうんじゃないかって?

 うん、単にVRで360度を自分がカスタマイズしたメイドのエロスに包まれたい。それだけだったら、幸せな気分は一週間で終わったかもしれない。そうじゃないのは、そこにあるのは幾つもの幸せだから。

『カスタムメイド3D2』そして『カスタムオーダーメイド3D2』を楽しんでいる人たちは、自由に世界観を拡張している。多くの人が、自分の経営するエンパイアクラブに名前をつけ、自分でカスタマイズしたメイドのプロフィールを作成して公開しているのだ。

 エンパイアクラブの名前はゲーム内でも入力するようになっているけど、メイドたちのプロフィールはそうではない(一応、フリーで入力できる欄はあるけどね)。でも、みんな様々な形で、それをつくって公開している。

 てっきりなにかお約束とかルールみたいなのがあるのかと思ったら、そういうわけではない。明確な形で、こうしなければならないということも、やってはいけない禁忌も見当たらない。そう、そこに広がるのは、もう一つの自分の人生。

 ぼくが驚いたのは、そうした設定の中で主人公もメイドにしている人も多いこと。主人公は影のシルエットで表示されるのだけれども、カスタマイズしたメイドの一人を主人公=御主人様=自分の依り代という風に、世界をつくっている人も多い。

 そう、VRで視点をメイドに持ってきたり、配信してバーチャルYouTuberになれる機能を用いてメイドになるよりも一歩先。物語の世界に没入し、自分が女になることもできるというわけ。

 そしてさらに一歩。三週間ほどプレイしている中で次第に気づいてしまった。登場する一人一人のメイドも自分自身とイコールになっているんじゃないかって。ゲーム内でエンパイアクラブを経営して得た資金がある限り、メイドはどんどん増やしていくことができる。でも、ひとり増やすだけでも一苦労。

 まず、顔や体型をカスタマイズするだけでも正解というものはない。ある程度カスタマイズを終えたらほっと一息とはならない。また「う~ん」と考え込む。名前をどうしようかと悩んでしまう。同時にプロフィールも。

 まだ魂を注ぎ込んでいる途中のメイド。一人の乙女……いや、男の娘かTSキャラかもしれないが……が、いかなる人生を歩んで、うちのエンパイアクラブにやってきてくれたのか。そして、ここでどのようなメイドとしての生活を送っているのか。

 そう考えているうちに、それは自分自身の人生になっていく。生み出したメイドの数だけ人生を追体験する。悲しみもあるけれども、幸せもある。感情移入しているんじゃなく、自分がメイドになっていく。自分で作っていく架空のものに過ぎないはずの設定に既視感を覚えながら。

 そんなメイドがゲームの中で動き出すと、公式のシナリオによる物語も展開していく。あれれ、こんなキャラ設定にしたけれど、こんな風になるんだ。その落差、ギャップも決して違和感はない。むしろ、どうしてそうゆう風になったのか。描かれてない物語があると考えて、どんどん膨らんでいくのである。

 こうして、時には主人公に、時にはメイドになりながら、心はシンクロしていく。すっかり、シンクロした時の自分は男なのか女なのか。いやいや、そんなものを分類できるはずもない。そうした性別を超越した意識。あらゆる性の良いところも悪いところも取り込むことができるのは幸せだ。

 ふと世の中をみると、怒ったりディスったり、なにかに取り憑かれたように、もうこの世の中は終わりのような暗い沼の底に沈んでいるような人をよく見かける。とりわけSNSの中ではね。何者かになったつもりで、いやな気分を振りまく怒りんぼたち。でも、そんな人たちを見ると、今はこう思う。

「きっと、この人たちは『カスメ』も『オダメ』も知らないんだ……」

 30万円でおつりが来る人生の幸せ。今すぐパソコンとHTC ViveかOculus Riftを買って。
(文=昼間たかし)

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