乱立するスマホ決済サービス 日本でスマホ決済がそこまで普及しない理由

※イメージ画像

 乱立するスマホ決済。「ナントカペイ」とかいう名前のサービスは、いったい、いくつあるんだ。PayPay、LINE Pay、楽天Payなどなど……数えたら20くらいあるのが現状だ。

 いずれも自社をスタンダードなものにしようと大盤振る舞いのキャンペーンは終わらない。昨年のPayPayが実施した「100億円あげちゃうキャンペーン」は、これで買ったものを売ってさらに儲けようという者まで現れて話題となった。それ以降も、高利率な還元。1,000円分や2,000円分がもらえるキャンペーンまで現れるなど、各社の激闘は続いている。

 あるサービスを運営する企業の社員は語る。

「様々なサービスが乱立してキャンペーンを実施しているので、高額な還元を実施しても、埋もれてしまうのが現状です。なのに限られた人を除けばスマホ決済の利便性は浸透していません。まだインストールしていない人のほうが多いでしょう。ゆうちょ銀行のような巨大な資本も参入してきていますし、今年中には消滅するサービスもあるのではないでしょうか」

 日本で普及の足かせになっているのは、スマホ決済が主流になった中国と比べて現金が信用されているから。中国での爆発的な普及は偽札が横行していたことも背景にあるために、あまり参考になる事例ではない。

 さらに問題なのはすでにSuicaや楽天Edyのようなサービスが普及していること。

「すでに電子決済を利用している人もたいていはSuicaなどQRコードを使用しないタイプを使っています。これに慣れているといちいちQRコードを見せるスタイルは面倒に感じるでしょう。Suicaよりも利点を示さないと普及はしないのじゃないかと思っています」(前同)

 結局、あれこれとキャンペーン情報を得た人だけがビミョーに得をするということか。

(文=是枝了以)

関連記事

乱立するスマホ決済サービス 日本でスマホ決済がそこまで普及しない理由のページです。おたぽるは、その他の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

PICK UP ギャラリー
写真new
写真
写真
写真
写真
写真

ギャラリー一覧

京アニ…心配です。
世の中の消防士さんたちのイメージ変わっちゃうよ!