赤坂アカ「100年連載しても読まない層向けのありがたい文化」 自作品の実写化に対して想いを語った漫画家3選

●空知英秋

 2016年に人気漫画『銀魂』(集英社)の実写化が決定した際には、原作者である空知英秋のコメントも話題になった。映画公式サイトには、空知のコメントを掲載。破天荒で有名な空知は実写映画化について、「全員銀魂と一緒に死んでもらう事になります」と思いを明かしている。

 一方で、「もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じています」とファンへの信頼感を覗かせた。また「泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々」「そんな人達の作るまた別の形の銀魂ならコケてもいいから見てみたいな」と実写化に至った気持ちを報告。このコメントに原作ファンからは、「空知らしい」「確かに。キャラ像のブレは絶対にないな」「実写化に腹立ったけど、空知のコメントで落ち着きを取り戻した」など愛のあるコメントが溢れていた。

●鳥山明

『ドラゴンボール』(集英社)の作者・鳥山明は、2013年に「朝日新聞デジタル」で実写映画「DRAGONBALL EVOLUTION」の完成度について言及している。インタビューの中で鳥山は、「あまりにも世界観や特徴をとらえておらず、更にありきたりの面白いとは思えない内容だった」と素直すぎるコメント。また注意や変更案を提示しても、制作サイドに「あまり聞き入れてもらえませんでした」と恨み節をこぼした。

 鳥山の辛らつな評価を見たファンからは、「あの映画はオワコンボールだったからな」「アニメのストーリーにも口を出さなかった鳥山先生が苦言とは」「やっぱり鳥山明もあの映画には腹立ってたのかwww」といった声が続出。インタビューで鳥山に「ドラゴンボールともいえないような映画」とまで言われた同作は、後に脚本家が作品のクオリティについて謝罪したことでも話題になっている。

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