数々の“位置ゲー”に裏切られてきた田舎民、早くも『ドラゴンクエストウォーク』を絶望視?

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『ドラゴンクエストウォーク』公式サイトより

 今年6月に発表された注目の位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク』。ドラクエファンからは早くも期待の声が上がっているが、一方で「都会有利なゲームになりそう」と心配の声も相次いでいる。

 近年は『Pokémon GO』や『駅メモ! -ステーションメモリーズ!-』など端末の位置情報を利用したゲームが多数リリースされており、“位置ゲー”という独自のジャンルを築いてきた。しかしほとんどのゲームで度々問題視されるのが、地域によるプレイヤー格差。特にプレイヤーの人口や建造物が少なかったりする“田舎”の人々は、数々のゲームで苦汁をなめさせられている。

 そのためリリース前の『ドラゴンクエストウォーク』にも「どうせ田舎民は切り捨てられるんだろうな」との声が上がっているのだが、システムを見てみると早くも不安要素が。例えば同ゲームでは“東京タワー”などのスポットが「ランドマーク」として設定され、ご当地クエストなどを受けることができる。

 同システムに田舎民からは、「観光地とか都心がめっちゃ有利になるのでは?」「まわりが田んぼばっかで、ランドマークとして登録されそうなスポットが全然ないんだけど」といった不安の声が。実際に『Pokémon GO』も各地の名所を「ポケストップ」に設定していたが、「田舎だと全然『ポケストップ』が見つからない!」という問題が浮上していた。

 また6月11日開始の「β版体験会」も、実施されるのは“関東圏”のみ。早くも地域格差を感じさせる滑り出しに、SNSなどでは「田舎民は体験会にも参加できないのか……」「もうすでに都心有利な匂いがプンプンする」「都心に遠征しないと不利になるゲームだったらやらない」といった声が上がっている。

 しかし先日行われた『ドラゴンクエストウォーク』の発表会では、同ゲームのプロデューサー・柴貴正が「都会が有利とかいうゲームではなくなっていくのではないか」とコメント。実際のところはリリースされるまでわからないが、少なくとも位置ゲー界隈の“都会有利問題”を認識している印象だった。

『ドラゴンクエストウォーク』は地方のプレイヤーを味方につけることができるのか。全国の“冒険者”が楽しめるゲームになっていることを祈りたい。

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