『ぼくらの』は涙も出ないほどの鬱アニメ!? トラウマになったロボットアニメ3選

●『蒼穹のファフナー』

「鬱アニメ」といえば忘れてはいけないのが、2004年に放送されたテレビアニメ『蒼穹のファフナー』(テレビ東京ほか)だ。絶海の孤島・竜宮島に住む少年少女たちは、ある日突如として現れた謎の敵「フェストゥム」との戦いに巻きこまれる。実は滅亡間近だったという世界設定にも絶望感あふれるが、なによりも巨大人型兵器・ファフナーに乗って戦うことで進行する「同化現象」に戦慄した人が多数。戦えば戦うほど体が結晶化して、最終的には粉々に砕け散って崩壊してしまう。

 深い人間ドラマも魅力の作品だけに、仲間が次々といなくなっていく展開に心をえぐられた人は多い。「鬱展開に次ぐ鬱展開で心が動かなくなる」「オープニングテーマ曲を聞くだけで当時のトラウマがよみがえってくる」「どうせみんないなくなる……」とショックを受けた人が続出。しかしコアなファンも多く、続編やOVAが何作も発表されている人気シリーズでもある。

●『無敵超人ザンボット3』

 1977年に放送された『無敵超人ザンボット3』(名古屋テレビほか)は、今でも語り継がれる鬱アニメだ。地球の平和を守るために侵略者ガイゾックと闘うザンボット3だが、街が破壊されるため世論は味方してくれない。「ザンボット3のせいで攻撃される」と主張する人が出てくるのも驚きだが、中でも視聴者にトラウマを刻んだのは「人間爆弾」。敵によって体に爆弾を埋めこまれた主人公の友人たちが爆死する展開は、現代なら放送も危ぶまれるだろう。

 味方が次々とやられ、最後には主人公がラスボスに「人類は守る価値があるのか?」と説教される衝撃のラスト。視聴者からは「人間爆弾はトラウマ」「主人公の声が大山のぶ代じゃなかったら危なかった」「ガールフレンドを人間爆弾で殺した監督は許されない」と悲鳴が続出した。監督の富野由悠季は『機動戦士ガンダム』などで有名だが、『機動戦士Vガンダム』をはじめ鬱展開を描くことが多く「皆殺しの富野」とのあだ名がつけられている。

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