『わたし、定時で帰ります。』ユースケ・サンタマリアのねちっこい演技に終始イライラ!こんな上司がいたら即退職する第8話レビュー

 今季大注目のドラマ『わたし、定時で帰ります。』の第8話がオンエアされた。

 福永(ユースケ・サンタマリア)の昔のクライアントで、赤字必至な星印の案件が厳しい社内審査をなぜか通ってしまう。
 ディレクターには賤ケ岳(内田有紀)が任命され、残業を免れない厳しい予算とスケジュールの中、制作4部のメンバーは作業を進める。
 そんな中、賤ケ岳に夫・陽介(坪倉由幸)から「おふくろが倒れた…」と連絡が入り、陽介は一人で急遽熊本に帰省することに。
 東京に残り、一人で双子育児に仕事に奮闘する賤ケ岳であったが…。
 一方、一緒に住みはじめて順調そうな結衣(吉高由里子)と巧(中丸雄一)だったが、ひょんなことから喧嘩になってしまう――。

 今回は放送中イライラが収まらなかった。その対象は、結衣たちの上司の福永にだ。ユースケ・サンタマリア演じる福永は、前から嫌な上司だと思っていたが今回は最悪であった。

 赤字が確実で、部下たちの業務も圧迫する契約を取ったのも、自分の手柄のためだ。自分は口だけ出して、クライアントにはいい顔して責任から逃げまくる。

 結衣の働いている会社はとても風通しがよく社内の雰囲気もすごくいいのに、この福永の無理難題がみんなのストレスになっている。しかし、腐っても上司だから何もいえない悪循環。

 ユースケ・サンタマリアの芝居がまた絶妙に腹立たしくさせる。あの上目遣いっぽく見てくる仕草とか、最高にイラっとする。こんな上司は本当に嫌だ。だからこそ結衣たちに感情移入してしまう。

 そして、先週からずっと結衣と種田の仲を嫉妬していた巧。同僚との結婚祝い飲み会で酔っぱらったことをきっかけに、結衣にその気持ちをぶちまけてケンカになってしまう。

 巧はいい男だし最高の彼氏だが、結婚式のこととか家のこととかで、今後少し揉めそうだ。そして揉めているときにケンカが起き、家を飛び出した結衣の前に現れるのは、もちろん原因の元カレ、種田である。

 酔いつぶれた結衣を負ぶって向かったのは……会社。もちろんフィアンセのいる結衣を自宅に連れて帰るようなことはしない。さすが種田。

 自身のパーカーをかけてあげはするものの、それ以上触れることはできない。色々なことが見えすぎるから、一時の気の迷いで動くことができない。いいのか悪いのか。迷った手の動きと、種田の表情がとてもよかった。

 そして今週は、第2回目以来の賤ケ岳メイン回だった。極悪プロジェクトのチーフに任命されたとたんに、旦那の実家の母親が倒れたという知らせが届く。旦那はそのまま実家で親の面倒を見たいという。激務の仕事に加え、双子のワンオペ育児を余技なくされた賤ケ岳先輩は、あのときよりも結衣や周りの力を借りながらなんとか切り抜けていく。

 しかし、仕事を一体何のためにやっているのかを改めて考え賤ケ岳は自分なりの決断を下す。

 一番大変なときにチーフが抜けることを皆の前で詫びた際、三谷が「事情は存じませんが、賤ケ岳さんが適当に仕事ほっぽるひとじゃないってみんな知ってます」と言ってくれたのが、様々な問題をこのメンバーで乗り越えてきたからと思わせてくれるものであった。

 結衣が賤ケ岳の仕事を引き継ぐと宣言してしまうのだが、そこから福永のネチネチ攻撃が始まった。

 来週から最終章突入。結衣自ら「残業します」と口に出してしまう事態に。モンスター上司・福永との対決はどうなるのか、そして巧と種田との三角関係はどうなっていくのか。恋も仕事も結衣の正念場が始まる。
(文=三澤凛)

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