とうとう声優が“鏡”から語りかけてくる時代に!? 電化製品になった声優たち

• ツイート
• 

●KENN

　イケメン声優としてその名を轟かせるKENNも、家電製品になった声優のひとり。株式会社スマッシュコア エンターテインメントが、期間限定で声優オリジナルパソコン「Type：YOU」の受注生産を開始した。「Type：YOU」とはWindowsで使われる主要音声を、声優が代わりに喋ってくれるというもの。今回でシリーズ44弾目に突入した声優オリジナルパソコンだが、過去には緑川光や古谷徹などの大物声優も参加している。

「Type：YOU」では購入者の要望に応じて、声優が新着メールの通知用ボイスを録音。“2つまで”好きな言葉を選べるという画期的な商品となっている。もちろん自分の名前を入れることもできるので、好きな声優が名前を呼んでくれるチャンス。しかし制限が存在し、“キス音”や“性的なイメージ”を連想するセリフは入れられないのだとか。少々がっかりな気もするが、すでにKENNが担当する「Type：YOU」の受注は終了。今後の「Type：YOU」で起用される声優に期待したい。

●木戸衣吹

　最後に紹介するのは、21歳の若手女性声優・木戸衣吹だ。2014年に期間限定で販売されたロボット家電「プレミアムなCOCOROBO＜妹Ver.＞」で木戸は、「COCOROBO」本体の声を担当。「COCOROBO」とはシャープ株式会社が独自開発した“喋る掃除機”で、標準語のほかにも関西弁バージョンなどのレパートリーが存在している。

「かわいらしい妹のようなロボット家電と暮らしたい」「魅力的な声のロボット家電と会話を楽しみたい」との要望に応え商品化された「プレミアムなCOCOROBO＜妹Ver.＞」。使い方をたずねてみれば「知ってるけど教えない」などと発言し、ツンデレ感全開である。さらに目覚まし機能では、「おはようダーリン♪ 起きてー！ 今日は恋人みたいに起こしてみましたーw」と妹属性満載の茶目っ気が爆発。木戸ファンで妹属性推しの人間には、たまらないロボット家電だったに違いない。

 
• 前のページ
 
• 1
 
• 2