無料写真素材集めに便利なサイト「写真AC」が、AIで生成した“実在しないモデル”の写真を提供。画期的なサービスに、ネット上では「ついに来たか!」と驚きの声が相次いでいる。
「写真AC」の公式サイトで公開されている「AI人物素材(ベータ版)」を見てみると、そこには様々な人物の顔写真が。いずれも現実に存在しそうな人々だが、“実在しない人物”なのだという。これらの写真は、ACワークス株式会社が「GAN(Generative Adversarial Network:敵対的生成ネットワーク)」を使って生成したもの。あくまで“研究中”とのことだが、全く違和感を感じさせない“顔”も数多く揃っていた。
そんな「AI人物素材(ベータ版)」のメリットは、やはり権利関係が“クリーン”なこと。同サイトの「AI素材利用規約」には、「AI素材をダウンロードした利用者は、商業目的その他目的を問わず、AI素材を自由に改変、編集および使用することができます」と書かれている。
当然「公序良俗に反する方法で使用」など基本的な禁止事項はあるものの、一般的な写真素材に比べるとはるかにフリーな印象。“モデルがいない人物の写真”を提供する同サービスに、SNSなどでは「肖像権フリーの顔写真とか業界が一変しそう」「この顔写真使ってゲームとか作ってみたい」といった声が上がっていた。
一方で「“実在するモデル”の人たちが仕事をなくしそう」と懸念する人も。AIによる顔画像の生成は、今後どのような影響をもたらすのだろうか。
モデルが存在しないから完全フリー素材!?「写真AC」が“実在しない人物”の顔写真を提供のページです。おたぽるは、アニメ、作品レビュー、Ai、写真ACの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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