「堺雅人の真骨頂」映画『プロメア』の鬼気迫る演技に絶賛の声多数の堺雅人、 売れる前はアノ人気作にも!?

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映画『プロメア』公式サイトより

 現在公開中の劇場アニメ『プロメア』で声優を務めている俳優・堺雅人に絶賛の声が上がっている。

 本作は、人気アニメ『天元突破グレンラガン』(テレビ東京系)シリーズや、『キルラキル』(TBS、TOKYO MXほか)の今石洋之監督と、脚本の中島かずきが再びタッグを組んだ、完全オリジナル劇場アニメ。突然変異によって炎を操る人種「バーニッシュ」の誕生によって、全世界の大半が焼き尽くされた「世界大炎上」から30年後を舞台に、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員・ガロ(松山ケンイチ)と、バーニッシュの攻撃的な集団「マッドバーニッシュ」のリーダー・リオ(早乙女太一)の戦いを描いた物語だ。

 堺が演じているのは、バーニングレスキューを結成したフォーサイト財団の総裁で、プロメポリス共和国の司政官・クレイ。その熱演ぶりに、「堺雅人の真骨頂」「本職の声優さん全部食ってたよ」「声優陣たちは申し分ない。でも一番輝いてたのは堺雅人」「堺雅人の演技のためだけでも観る価値ある」との声が続々と上がっている。

 アニメ映画に芸能人を声優として起用する事はよくある話で、熱心なファンからは『本職の声優以外を使うな』といった批判の声はつきもの。今回も一部では不安の声がささやかれていたが……。

「堺さんの演技は、今作に出演している声優・佐倉綾音さんも『ものすごい迫力』と評したほどで、今石監督や中島さんもその“豹変”ぶりについて『想像を超えてきた』と絶賛していたとか。本職の声優と並んでも遜色ない演技で、声優としてアニメファンからも高い評価を得ているようです。3日発表の週末映画興行成績(6月1日~6月2日、興行通信社)では、初週から2ランク落として10位と、興行的には厳しいものはありますが、芸能人の吹き替えアニメとしては、ある意味、成功といえるかもしれません」(アニメ業界関係者)

 ちなみにそんな堺だが、声優としての出演はこれが初めてではない。

「1996年から2001年まで、TVアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(フジテレビ系)で、初代・ 白鳥麗次役を務めています。自称大金持ちのナルシストな役柄で、ヒロインの女性警官・麗子に思いを寄せているといったキャラクター。出番はさほど多くはありませんが、登場のたびにさまざまな理由から最後には貧乏になるというオチが定番化している、残念かつどこか憎めないキャラクターです。これまで堺が演じてきた役柄の中で例えるなら、ドラマ『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)の古美門といったところでしょうか」(前出・同)

 他にも、日本の名作文学をアニメ化した『青い文学』シリーズ(09年、日本テレビ系)において太宰治の『人間失格』や『走れメロス』などで主演を務め、SF作家・神林長平の小説が原作のOVA『戦闘妖精・雪風』(02~05年)の主人公・深井零役、劇場アニメ『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』(11年)チャプラ役、16年発売のゲーム『妖怪ウォッチ3スシ/テンプラ』(16年)マルダー役と、さまざまなアニメ作品に出演。昨年は、実写映画『プーと大人になった僕』でクリストファー・ロビン役の吹き替えを担当するなど、声優としてのキャリアを地道に積んできた。

 来年4月には7年ぶりに『半沢直樹』(TBS系)の続編の製作が発表され、ファンを喜ばせた堺。テレビもいいが、ぜひまたスクリーンで“怪演”ぶりを見せてほしいところだ。

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