『見える子ちゃん』怖がる姿が萌え!? ガチで幽霊が見えるJKのドタバタゴーストライフ!

 霊感はお持ちだろうか。子供の頃は、霊感があるとかないと、よくそんなことを話題にしたものだ。

 ちなみに筆者はない。子供の頃からホラーだとか、心霊スポットとかが大好きだったために、色んなもの読んだり見たり、訪れたりしていたので、不思議な経験はいくつかあるものの、ちゃんとした形で幽霊そのものを見たことがない。だから筆者には霊感がないと思っている。

 霊感がある人の話では、うっすら気配を感じるという人もいれば、赤や黒の影として見えるとか、そのままはっきり見えるという人もいる。いまいち霊感があるとはどういうことか、はっきりしない。

 かつて大ヒットしたM・ナイト・シャマラン監督の『シックス・センス』では、幽霊がもろに見える演出であった。今回はそんなもろに幽霊が見えてしまう女子高生のホラーコメディマンガを紹介しよう。泉朝樹氏の『見える子ちゃん』(KADOKAWA)だ。

 まず公式の紹介文を引用する。

 ある日突然、普通の人には見えない異形な存在が見えるようになってしまった「みこ」。彼女は彼らから逃げるでもなく、立ち向かうでもなく…精一杯シカトしつづける事に。怖いようで怖くない、新感覚ホラーコメディ!

 一応ホラーマンガにはカテゴライズされるが、正直怖い作品ではない。もちろん、作者の画力がすばらしいので幽霊は『シックス・センス』同様、グロく描かれることもあれば、異形のものとして描かれることもある。そういった意味ではホラーだが、物語としては怖くはなく、コメディだ。

 『見える子ちゃん』はハッキリと幽霊が見えてしまう弊害をコメディタッチで描いている。ヒロイン・みこは一見、普通のかわいいJKなのだが、とにかく霊感が強い。彼女のほど、この世のものではない存在が見えてしまう人間はなかなかいないのではなかろうか。実際、作中でも霊能力者のおばあさんよりも明確に力が強い描写があった。

 人間の姿のままであれば、さほど害はないのだろうが、幽霊にも様々な事情がある。この世に恨みつらみがあり、怨霊となっていれば普通の姿ではいられないのだろう。そんなバケモノが見えてしまうのであれば、日常生活に支障をきたしてしまうわけだ。

 『見える子ちゃん』ではそれをおもしろおかしく描いているが、現実だったら大変なことだ。よくよく考えてほしい。道を歩いていたら首のない男が血をふき出しながら近づいてきたらどう感じるだろうか。押入れをあけたら腐敗した少女が座っていたらどう思うだろうか。風呂に入ったら顔面が崩れた性別不明の人間がいたらどうするのか。

 霊感がある、もしくは霊能力者ではっきりと見えると豪語する人たちはこんな世界に生きているのである。よっぽど精神力が強くないと生きてはいけないだろう。

 そう思うと筆者はつくづく霊感がなくて良かったと思う。しかし、ヒロイン・みこのドタバタゴーストライフは見ていてクスッと笑えるし、平気なふりをしているけれど実は死ぬほど怖がっているところが萌えだ。ずっと見ていたくなる。

 現実にもこんなJKがもしもいるのであれば、ぜひとも話を伺ってみたいものだ。
(文=Leoneko)

[字][吹]シックス・センス

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