これ、絶対にワザとやってるだろう。
三重県松阪市を拠点とする地方紙「夕刊三重」が、まだ解禁されていない実写版『るろうに剣心』の情報を一面でスッパ抜き、話題になっている。
5月21日付の同紙では、新聞の一面で「あれは『るろ剣だった?』着物の有村架純さん撮影」として、2020年公開予定の『るろうに剣心 最終章』のロケが松阪市にある御城番屋敷で行われ、女優・有村架純が撮影に参加していたことを記している。
この記事でも触れられているが、製作側はこの映画のロケを三重県内で行っていることは公表しているものの、松阪市内で撮影が行われることも、ましてや有村が出演していることも公表していない。つまり、解禁前の情報なのである。
それを「夕刊三重」は、現場を通りがかり、望遠カメラで「有村さんとみられる笑顔の女性」を撮影した男性の談話と共に、記事にしているのだ。
Twitterなどでは、同紙を“解禁前の情報を一面トップで報じた田舎のバカ新聞”のごとく冷笑する論調が強い。だが、それは大きな間違いだ。
「情報解禁日なんてのは、製作側の都合にすぎません。それをスッパ抜くのもメディアの仕事。だって、広告料をもらっているわけでもないのに先方の都合ばかり聞いていたら、単なる豚じゃないですか。きっと『夕刊三重』にも骨のある記者がいるんでしょうね。一度会ってみたいものです」(芸能記者)
公式より早くネタをスッパ抜いた時の快感って、やっぱりあるものね。
(文=大居候)
敏腕記者がスッパ抜き!? 「夕刊三重」が『るろうに剣心』新作情報を解禁前に一面で報道のページです。おたぽるは、映画、その他、るろうに剣心、実写映画、地方新聞の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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