『わたし、定時で帰ります。』親子、職場、恋人…心に余裕がないと何事も上手くいかない!…けれども暗雲が立ち込めた第7話

 今季大注目のドラマ、『わたし、定時で帰ります。』第7話がオンエアされた。

 酔っぱらって「(結衣のことを)今でも好きですよ」と言った晃太郎(向井理)に、絶句する結衣(吉高由里子)とフリーズする巧(中丸雄一)。

 声もでず、固まっている二人をよそに、晃太郎は突然その場で寝始める…。

 その日の帰り道、結衣に突然実家の父から「お母さんが家出した」と連絡が入る――。

 一方、福永から予算に見合わない新規案件が制作4部に舞い込んできて…。

 物語も後半になり、暗雲が立ち込めてきた第7話。今までは誰かの問題に結衣が介入していくストーリーが主だったが、今回は結衣自身が問題の中心となる。

 実家の父の問題、無理目な上司の問題、彼氏と元カレの問題。なぜこんなにも同時多発で問題って起こるのか。彼女はいつも適格にタスクをこなし、定時になったらサラっと帰宅していた。それをこなすためにはいかに心に余裕がないといけないのかを痛感する。

 社内でもいつも誰かの手助けに回っていた結衣が、髪を振り乱して対応し、定時を過ぎても仕事が片付かない姿は、社内でも評判になるほど。今まで余裕をもって仕事に当たっていた結衣は、自分のことで誰かを頼ったことがなかった。そのため誰もが彼女に手を貸したいと思っているが、彼女が頼ってこないために手を貸すことができないのだ。

 しかしおせっかいをかけてくれたのが、結衣が過去に手を貸した賤ケ岳先輩と三谷のふたり。女同士だし、結衣に助けてもらったことがあるからこそ手を貸すことができる。このふたりがおせっかいしてくれたことは、すごくすてきなことだ。1話2話とかなりの問題児だった彼女たちが結衣に手を貸せるということは、良い関係が築けている証拠である。

 今回、結衣の父が色々と問題を吹っ掛けてきた。今まで仕事人間だった父が、母に愛想をつかされてしまった。結衣は、何もできず文句を垂れるだけの父に、今までどれだけ自分と母が我慢をしてきたのかをぶちまける。

 泣きながら父に思いの丈をぶちまける結衣の気持ちが、このとき痛いほど伝わってきた。彼女は誰にでもキチンと言葉を伝えることができる。本当にすばらしい。そのおかげか、偏屈だった父がボヤ騒ぎを起こしながらも母と結衣の好きなハンバーグを作ろうとするなど、変化を見せたのだった。

 家庭問題が落ち着くも、まだまだ解決しないのが元カレ・今カレ問題。先週の酔っぱらい種田からの、今週は酔っぱらって寝ちゃう種田、自分が言ったことに衝撃を受ける種田、動揺する種田と、種田のかわいさが回を追うごとにひどくなるのは、何なのだろうか。

 今カレ・巧も甲斐甲斐しくフルーツ盛りを作ったり、やきもちを妬いたりお父さんと結衣を心配したりと、すばらしい彼氏だ。こんなふたりに挟まれる結衣がうらやましい。

 そして! 今までもモンスター上司っぷりを発揮してきた福永が、とうとう本気を出してきた。会社の最低予算を大きく下回る値段で仕事の受注を受け、それを部下に押し付けようとする。この案件が通ってしまえば向こう5か月休みもなし、残業が当たり前の生活が待っている。自身の元会社がそういった案件ばかりのブラック企業だったという反省を全くせず、この会社でも部下たちを同じような環境で餌食にしようとする。

 来週、会社全体がこの案件の餌食となっていく。果たして結衣は定時帰りを守れるのか。三角関係の行方は、会社内の問題はどうなっていくのか。これからも目が離せない。
(文=三澤凛)

『わたし、定時で帰ります。』親子、職場、恋人…心に余裕がないと何事も上手くいかない!…けれども暗雲が立ち込めた第7話のページです。おたぽるは、アニメ作品レビューの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

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