『ポケットモンスター サン&ムーン』カキとバクガメスの出会い秘話が明らかに

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テレビ東京「ポケットモンスター サン&ムーン」公式サイトより

 アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)の第123話「Zワザを極めろ!灼熱のカキ合宿!!」が5月26日に放送された。

 この日は、アローラ・ポケモンリーグに向けてポケモンスクールの面々がZワザを特訓することに。前回までに全員がZリングを手に入れていたが、その中にはまだZワザが完成していない人も。スイレンは「わだつみのシンフォニア」を完成させたが、マーマネはクワガノンと息が合わず、いまだ未完成。Zワザのデータを収集し、シミュレーションしているというマーマネだったが、それを見かねたカキの計らいで男子組はカキ宅で合宿することになった。

 カキの家と聞いてソフトクリームを楽しみにしていたマーマネだが、実際は牧場から少しのぼった山でキャンプをすることに。「邪魔が入らない静かな場所にこもって思う存分特訓するんだ」という狙いがあるそうだ。特訓で一番燃えたのはやはりマサラ人・サトシで、滝行や崖のぼりなど夢中になってこなしていたが、やはりマーマネは「これ本当に必要な特訓なの? もっとこう、直接的にZワザを出す方法とかさ」と不満を吐露。

 これに対しカキは「そんなものはない! アローラの息吹を感じ大自然に感謝をする。そうすれば自然と力が湧き上がってくるんだ!」と精神論をぶつけ、サトシも「俺はこうガッとなって、うおおって感じで、バッ!と出してるぜ!」とやはり感覚派。理論派のマーマネは「そんな非科学的なことやってられないよ」と、トゲデマル、クワガノンと帰ろうとするも、2匹はそれぞれピカチュウとバクガメスと特訓しており、マーマネも改心して特訓しなおすことになった。

 夕飯はカキの母・アマラと妹・ホシが届けてくれ、トレーナーとポケモンがそれぞれ食事。すぐにご飯を食べ終わってしまったトゲテマルにバクガメスが自分のご飯を分けてあげたり、ピカチュウのご飯をガラガラが横取りしようとしてそれを仲介したバクガメスにガラガラが八つ当たりする一幕もあった。それ見ていたマーマネは「バクガメスって本当に優しいよね! お兄ちゃんって感じ」と言うと、カキはバクガメスとの出会いの過去を話し始めたのだった――。

 カキによると、リザードンと配達していた帰り、池のほとりでバクガメスがシザリガーから一方的に攻撃を受けている場面に遭遇したという。どうやらバクガメスは池を独り占めしていたシザリガーから他のポケモンを守るために戦っており、その後もカキは何度もシザリガーに挑戦するバクガメスを目撃。そこでカキがモーモミルクを渡し、リザードンとともに特訓したことでトラップシェルを覚えることに成功したとのこと。これですっかり懐いたバクガメスが自らカキのパートナーになったという。

 これを聞いたマーマネは「そんなカキとバクガメスだから強い絆で結ばれてるんだね。僕たちにはまだそういうのが足りないのかな?」と呟くものの、そんなマーマネにトゲテマルとクワガノンは抱き着き、絆の強さを再確認していた。しかし、次の日、なんと話に聞いていたシザリガーが現れてしまい、そこにマーマネが遭遇。サトシもカキも手伝わず見守っていると、マーマネは苦戦の末、見事クワガノンでZワザ「ぜったいほしょくかいてんざん」に成功し、シザリガーを倒すことができたのだった。

 実はこのシザリガー、バクガメスに倒されてから改心したといい、カキが前日の夜に現れるよう頼んでおいたとのこと。やらせではあったものの、そのおかげでZワザを完成させることができ、まだまだ特訓は続けられたのだった――。

(福田マリ/ライター)

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