『ちびまる子ちゃん』の“忘れ物エピソード”が話題! イライラよりも懐かしさが先行?

 5月19日放送のTVアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)が、「まるで昔の自分を見ているようだ……」と話題に。今回もネット上で大反響が起こっていたので、ネット民の声と共に内容を紹介していこう。

 話題のエピソードは『まる子、忘れ物をする』の巻。ある日まる子は“遠足のバス代”を忘れてしまい、母・すみれに学校まで届けてもらう。おかげでその日の夜は、友蔵を除く家族全員から注意を受けるまる子。だが当の本人は「馬鹿は死ぬまで治らない」と開き直り、まるで懲りていない。

 翌日、案の定まる子は忘れ物をする。ここでようやく「私って本当に大馬鹿だね」と後悔するまる子だったが、友蔵が忘れ物を届けてくれたおかげでなんとか事なきを得た。ついでに友蔵との絆をより深めたまる子は、「忘れ物もそんなに悪くない」とまたもや開き直る展開に。しかも友蔵も友蔵で、「まる子の忘れ物は全部わしが届けてやるぞ」「これからもどんどん忘れ物をしておくれ」と甘やかしてしまう。

 これからは忘れ物をしても友蔵が届けてくれる――。完全に大船に乗ったつもりのまる子は、翌日の学校でたまちゃんに「私が死ぬまで忘れ物を届けてもらいたい」と自身の想いを熱く語った。これにはさすがのたまちゃんも、「そんなに使い倒す気でいたなんて……」と呆れ気味。ナレーターのキートン山田も思わず、「さっさと死んだ方がじいさんも楽である」と毒のあるツッコミを入れていた。

 しかしクラスメイトの前田さんが、“尿検査”の回収を呼びかけたことで事態は一変。もちろんまる子は、尿検査を持ってきていない。おまけに尿検査は朝一のおしっこを提出するため、友蔵に頼ろうが学校で尿を採取しようが“時すでに遅し”の状態だ。

 最後はどうにもならない忘れ物があることを痛感したまる子。一見まる子に呆れる声が多いかと思いきや、ネット上では「今日の『ちびまる子ちゃん』は、私の小学生時代をアニメにしてくれたのかな(笑)」「私も何度、忘れた自分を悔いては忘れ物をしてきたことか……」「私も忘れ物をする度に、よく家に電話してた。電話用の10円をランドセルに入れてた頃が懐かしい」など共感の嵐が。どうやら今回の話は、視聴者の小学生時代を甦らせる回となったらしい。

 また今回は物語本編だけでなく、エンディングも話題に。1991年に『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマを飾っていた西城秀樹さんの「走れ正直者」が流れ、ネット上では「懐かしい」との声が溢れ返っている。

 時々、“懐かしいあの頃”をふと蘇らせてくれる『ちびまる子ちゃん』。今後も幅広い世代の思い出を背負う国民的アニメとして、走り続けてもらいたい。

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