『さらざんまい』カワウソ帝国とは一体?なんとなくケッピが怪しいと感じる第六皿レビュー

 目が離せない幾原邦彦ワールド『さらざんまい』。第六皿がオンエアされた。

第六皿:
 カッパ姿のままでいることを余儀なくされた三人。カッパ一稀の様子が何やらおかしくて…?一稀を励まそうと試みる燕太と悠も喧嘩中。そんな中、一稀の帰りを待っていた春河が行方不明になってしまった―!

 今週は先週に引き続き物語が大きく大きく進展した。初めて一回も曲が入らなかった。ソイヤァが流れないのは寂しいが、警察のふたりにも気になるシーンが多かった。

 一稀が消えたことでしょげている春河の前に現れた怜央。春河に対して「欲望か愛か見せてくれ」と箱詰めしてしまう。春河がさらわれたことを知り戸惑う一稀に、ケッピが河童王国の敵・カワウソ帝国軍の存在を語る。

 奴らは殺した人間を箱に詰め、カパゾンビに変えてしまうというのだ。大慌てで帝国軍アジトに乗り込む3人とケッピ。ケッピは色々な形に姿を変えられるはずだが……。カッパって「ケロ」って言うものなのか。初回からずっとケッピに対して不信感があるため、つい穿った目で見てしまう。正直、黒幕はケッピだと考えている。

 春河が目の前で落下してしまい、絶望をしているところに「尻子玉を差し出し、移植すれば春河は助かる」と告げるケッピ。しかし尻子玉を抜かれたものは世界の円の外側にいなくなり、最初からいないのと同じ状態になるという。

 全てを諦めて、春河を助けることしか頭にない一稀はその案を受け入れるが、燕太と久慈は諦めない。燕太はともかく、久慈までもが一稀のことを諦めないで居てくれたのが嬉しいものだ。OPでいつも3人が肩を組んで笑っているシーンが不思議だったので(今までの話だとそんな風に仲が良かったことがない)、うるっとくる。

 彼らの奮闘と熱意のおかげか、春河の判定が「愛」に変わり春河は「返却」されることになった。しかし、箱から出された春河はシュレッダーにかけられそうになってしまう。

 春河が一稀の扮するサラに送った最後のメールの中にあった、「かずちゃんはまあるい円の真ん中にいるんだよ」っていう言葉に、優しさが溢れていた。シュレッダーから春河を助けるために、ケッピがボールの形になる。「心が痛むでしょうが、この愛くるしい私をお投げなさい。」というケッピに、久慈がなんの迷いもなく蹴り飛ばしたのは最高だった。感動的にボール(ケッピ)を繋いでいくが、蹴られる度にケッピがすごい声で呻く(笑) 最後は一稀がオーバーヘッドシュートを決めて欲望が無事消化された。

 人間の姿に戻り、「諦めない」という大事なことを思い出した一稀は今まで一度も見せたことがない満面の笑顔を見せた。……最高にかわいいぞ!! 燕太が惚れるのも分かる笑顔。

 これで一件落着と思いきや、欲望消化の際に玲央がケッピの姿を見て「俺達の希望を見つけた」と阿久津に告げる。カワウソ帝国からしたら河童王国は敵なのでは? それともケッピの幸福の皿を手に入れるために探していたのだろうか。

 ED後のワンシーンで、阿久津が玲央を庇い倒れる姿が描写された。これは一体いつの映像なのか。このシーンの出来事によって阿久津は感情を失くしたのだろうか。

 一稀たちの問題がひと段落した今、カワウソ帝国の謎について来週は言及されるのか。謎が謎を呼ぶ。気になって仕方がない…!
(文=三澤凛)

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