eスポーツは“スポーツ”ではない? 尾木ママが「どうしてスポーツなのかな」と疑問視

2019.05.15

尾木ママオフィシャルブログより

“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹(72)が、5月14日に自身のブログを更新。コンピュータゲームで行われる競技「eスポーツ」について、「どうしてスポーツなのかな~」と疑問を呈している。

『どうしてゲームがスポーツなのか!?』というタイトルのブログで「(eスポーツは)単なる大型の【ゲームの大会】にしか見えない!」「高校eスポーツ大会の映像を見てもオンラインゲームのチーム戦にしか見えない!」と抵抗感を示した尾木ママ。続けて「ゲーム依存症の心配の方が大きいですーー」「世界保健機構が昨年6月にゲーム障害を疾病認定したことはどう理解するのでしょうか?」と呼びかけていた。

 尾木ママは昨年9月にも同ブログで「eスポーツって本当にスポーツなの?!」と疑問を投げかけている。一方、eスポーツそのものの注目度は年々高まっており、先日には2024年のパリ五輪での採用が検討されていることが報じられ話題となった。ただ、尾木ママのようにeスポーツをスポーツとして捉えることに抵抗感を抱く人も少なくない。3月には、タレントの長嶋一茂もテレビで「eスポーツはスポーツじゃない」「スポーツってのは全身を使うものなわけ」と断言し賛否両論を呼んだ。

 尾木ママとしては、ゲーム依存症など子供がゲームによって受ける悪影響が気になるようで、続けて更新したブログでは「ゲーム依存症から子どもたち守るのは私たち大人の役割
責任ではないでしょうか?」「フィジカルなスポーツと同じようにスポーツ扱いするのはやはり如何なものかしら?」と疑問を投げかけている。

 世界的なムーブメントとなりつつあるeスポーツだが、万人に理解され、受け入れられるのはまだ先なのだろうか。

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