『あなたの番です』袴田吉彦は一体なんだったのか?意味不明な世界線に笑うしかなかった第5話レビュー

 物議を醸しだし続けている“交換殺人”がテーマのドラマ『あなたの番です』。第5話がオンエアされた。

 502号室でバースデーケーキを囲んで殺されている赤池美里(峯村リエ)と吾朗(徳井優)を見つけた菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)たち。ケーキの上には “赤池美里”と書かれたプレートがのっていた…。

 マンション周辺で続く死に不安を感じて「引っ越そうか」と言う翔太に対し、「引っ越しは最後の手段にとっておこう」と答える菜奈。彼女は、マンション周辺の死と交換殺人ゲームとの関連を探り始める。

 臨時の住民会が開かれ、菜奈は交換殺人ゲームのことを警察に話すべきだと提案する。しかし、住民たちは自分も容疑者になることを恐れ、子どもがいじめられる可能性や資産価値の下落を理由に菜奈の意見に反対する。住民会の後、菜奈は、ある人物から“赤池美里”の名前を書いたと告白される。

 翔太は、交換殺人ゲームのことを黙っていた菜奈の苦悩を想像し、どうしたら彼女を助けてあげられるかと考えていた。

 そんな中、菜奈は、翔太が交換殺人ゲームのことを知っていたと分かり、ショックを受ける。隠し事をしていた菜奈と、それを知りながら黙っていた翔太。さらに、菜奈がこっそり朝男(野間口徹)と会っているところを目撃する翔太。菜奈と翔太の関係に、ついに亀裂が――!?さらに、新たな犠牲者が…!!

 今週も不穏が続いたこのドラマだが、最後に全てを持っていかれた回であった。

 Twitterトレンドに突如浮かんだ【#袴田吉彦】。このドラマ、トレンドに入るほど見られていたのか、という感じとみんな呟かずにいられないくらい袴田吉彦のインパクトが大きすぎた。

 101号室に住む袴田吉彦演じる久住。外出するときにもマスクとサングラス、怪しげにたたずむ姿が何を考えているのかわからない人物だったが、そんな彼の秘密が今日あかされた。

 なんと彼、俳優の袴田吉彦にそっくりすぎることを気にして、交換殺人のゲームの際に【袴田吉彦】と名前を書いてしまったそう。まさかこのマンションの住人が袴田吉彦とつながりがあるわけないから大丈夫だよね? と菜奈に相談を持ち掛けるが……。

 この袴田吉彦の使い方おかしいだろ! おおいに笑ってしまった。このドラマは袴田吉彦が存在する世界線なのか。ということは田中圭も片桐仁もいるということか。

「似てるからって色々言われるんです。最近はポントカードとかって…」ってセリフを袴田吉彦本人に言わせるってすごいドラマだな。

 そして、久住の心配通りに袴田吉彦は殺されてしまった……。あの世界線で袴田吉彦はいなくなった。不思議だ。

 最後の最後に袴田吉彦に持っていかれたドラマであったが、先週の殺人の余韻が残りまくるマンション内。マンションの中でもゲームに参加していた住人とそうでない住人の中でもギスギスした空気が漂う。

 参加していない人がどこかで情報を聞いていて殺人を犯しているのか、それともやはりあのゲームに参加していた人たちが交換殺人を行っているのか。とにかく警察に通報してほしい。

 警察もちゃんと調べてるようだが、ひとりは無能だし、なかなか確信には近づいていかない。アリバイがないもの、指紋が見つかったもの……。警察は、この交換殺人のルールに気づくのか。

 問題がありすぎるマンションの住人の中でもひと際嫌悪感を持ったのが、102号室の児嶋佳世。英語教師をし、子供に好かれる人物かと思いきや、シングルマザーの304号室の北川に激しく嫌悪されいていた。この日も、ひとりだったそらを預かっていたという児嶋の家に乗り込んでいった。そらを別の名前で呼び、新しい服を与え、以前は髪の毛を勝手にカットしに行ったという。恐怖でしかない。人の家の息子にやっていい範疇を完全に超えている。こんな人が同じマンションにいるって、ひとりで子供を育てているお母さんにはかなり恐怖だ。しかもマンションの住人は、その事実を知らないで児嶋の方に味方しようとしていたわけだし。

 翔太が交換殺人の件について知っていたことを知った菜奈。翔太に信じてほしい、もう秘密はないといった菜奈だったが、彼女は細川のことを翔太に告げなかった。なのに深夜にマンション前まできた細川と会っている姿を目撃されてしまう。

 なんだか菜奈は翔太のこと好きじゃないだろって思ってきてしまう。来週はマンションの住人に菜奈が糾弾されたり、細川の思惑がわかったりしそうだ。

 袴田吉彦のような爆弾を突然落としてくるこの『あなたの番です』……。来週が気になってきたぞ。
(文=三澤凛)

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歴史に残る珍作となりそうだけど大丈夫?
ちびまるこちゃんって何歳になっても観れるよね。