『フルーツバスケット』透の親戚陣に嫌悪感を覚えるもキョンのかわいさに癒される第5話レビュー

 第5話はコミックス第1巻の最後の話。前話がアニメオリジナルだったり構成が変わっていたせいか、今回はそのまま原作をなぞっていた。

<第5話>勘違いをしていました

 透のもとにおじいさんから電話が。娘夫婦と同居するための家の改築が終わったという。透は新しい家の住所を残して、草摩家を去って行った。そもそも改築が終わるまで居候していたにすぎない。他人がいる方が変なんだ――分かってはいたけれど、草摩家の空気はどこか重い。由希と夾も、透の存在が心に引っ掛かっていた。

 『フルーツバスケット』の原作を読んでいる身としては、ここまでの話もこれからの話も知っているから「あ、このシーンはこんな表現なのか」とか「音楽と声が入るとこういう風に感じるのか」と思いながら観ている。しかし全く同作を知らない人からすると、この展開は面白いのだろうか。

 5話までの間に、草摩家の面々と絆を深めてきた透君。元々は赤の他人だった草摩の面々と離れがたくなってしまった。この演出にうっかり泣きそうになってしまったのだが、この展開ってアニメから『フルバ』の世界に入った人にとっては唐突に感じたりするのだろうか。

 それにしても、あのキョンと由希が透君を迎えにきて、3人で手をつないで帰るシーンは良かった。由希のセリフが追加されているの最高だ。

 キョンがソワソワと透の残したメモを探して部屋をうろうろする描写も良かった。「何探してるの?」「爪切り…」の言い方ね。なんてかわいいのだろう。男のツンデレはイラっとするキャラが多いイメージなのだけれど、キョンのこのかわいさは一体なんなのだろうか。ぶっきらぼうだし不器用だけど、優しさがにじみ出ている。

 滲み出ているといえば、透君の親戚陣。嫌な親戚を絵に描いたようなわかりやすさ。突然食い扶持が増えてしまうのは、親戚といえど戸惑ってしまうのは理解できる。しかし、あそこまであからさまに迷惑という態度を高校生に対して見せるのはいかがなものか。おじいちゃんの言う「根が嫌なやつらなだけなんじゃ」っていうのがピッタリだ。それを身内にズバッといえるおじいちゃんはすばらしい。

 みんなの家に帰った透、来週は花ちゃん、うおちゃんが活躍しそう。とても楽しみだ。十二支は今期中に集まるのか?
(文=三澤凛)

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歴史に残る珍作となりそうだけど大丈夫?
ちびまるこちゃんって何歳になっても観れるよね。