『きのう何食べた?』西島秀俊と内野聖陽がイチャラブすぎて神回となった第4話レビュー

 疲れた週末の癒し、『きのう何食べた?』4話がオンエアされた。

第4話
 筧史朗(西島秀俊)の父・悟朗(志賀廣太郎)の大手術を控えた前日深夜。落ち着かない史朗に、矢吹賢二(内野聖陽)はプレゼントを渡す。母・久栄(梶芽衣子)のためにミニタオルを用意したのだ。無理に渡さなくていいという賢二に対し、史朗は母に渡すことを約束する。
 だが翌日、不安に耐え兼ね、病室で錯乱状態になり泣きじゃくる久栄へタオルを渡した史朗は、これが賢二からのプレゼントだと伝えるのを思わず躊躇してしまう…。

 今回は、シロさんがケンジのことを大切に思っているのが伝わる神回だった。

 お父さんの食道がんの手術がきっかけで、「毎日一緒に暮らす相手」について考えはじめるシロさん。お母さんがお父さんが好き、という夫婦だったらそれは当たり前なんだけど実の親が好き同士かどうかなんて改めて確認したことなんてあまりないのでは。改めて本人から口に出して言われると、ああ、そうなのか……となるだろう。

 不安も多かった手術も無事終わり、家に帰ると家事をきちんとやってくれているケンジ。「色々大変なときって家が散らかっていると余計気持ちがすさむじゃない?」と当たり前みたいに、心配りをしてくれるケンジ。

 お母さんへの小さな贈り物だったり、シロさんにかける言葉だったり、ケンジのすごく素敵なところがあふれていて、当たり前になっていたシロさんの目に、改めてケンジの優しさが染みわたる。一緒にいてこんな優しい気遣いされたらキュンとしてしまう。

 回想シーンの中で、付き合っていないけど家が近所だからよくごはんを食べに行った。という描写があった。カフェで待ち合わせをするふたり。レストランで乾杯するふたり……。もう…もう…かわいい! これに尽きる。

 そのかわいさにびっくりしてしまう。このふたりはなんなのだろう。ラブラブなカップルかは最高だ。しかし、付き合っていないただの友達同士なんだという。

 そこからの「ウチくる?」だ。これ、原作でも好きなシーンなのだが、ドラマだと間がしっかりあって、シロさん顔にタオルかけられている状態だからケンジの表情みれなくて、反応がわからないから不安になってるのが伝わってくる。ケンジもびっくりしすぎて動揺していて、お互いに慌てふためいてるのが最高であった。

 色々な思い出があって、過ごした時間があって「一緒に暮らす相手」として正解になっていったのか。最高かよ。ありがとう。

 このドラマ、孤独のグルメみたいに長寿番組になってくれないだろうか。ふたりの日常ごはんの時間をいつまでものぞいていたい。

 そういえば、手術シーンのところでお父さんの名前が「筧 悟朗」だったけど悟朗って……? 今後あのゴロちゃん出てこないのか?

 来週も楽しみだ。ふたりの暮らしに幸あれ。
(文=三澤凛)

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